「黄牛に腹突かれる」の意味(語源由来)
【ことわざ】
黄牛に腹突かれる
「黄牛に腹突かる」「牝牛に腹突かれる」ともいう。
【読み方】
あめうしにはらつかれる
【意味】
軽く見ていた相手にやりこめられること。
「黄牛」は、牝牛の別称。飴色の毛の牛で、性質は温順。
「黄牛に腹突かれる」という表現は、意外な相手から困難を受けてしまうという意味だよ。
そうかいな。つまり、「思わぬところからトラブルがやってくる」ってことやな。
普段はおとなしくて何もしなさそうな牝牛から突かれるなんて、誰が想像できるんやろな。これは、どんな相手からでも予想外の事態が起きることを教えてくれるんやな。油断せんといかんねんな。
【語源・由来】
角がない大人しい牝牛に腹を突かれる意から。
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「黄牛に腹突かれる」の解説
カンタン!解説
「黄牛に腹突かれる」っていうことわざはね、意外な相手にやられてしまう、あるいは困らされてしまう状況を表しているんだよ。
たとえばね、黄牛っていうのは、普段はおとなしくて、角もなくて、人に危害を加えるようなことはない牛のことなんだ。だから、そんな黄牛に腹を突かれるなんて、思いもしないことだよね。
だから、「黄牛に腹突かれる」っていうのは、予想外の相手にやられてしまう、または困らされてしまうことを表しているんだ。ある意味で、油断大敵っていう教訓も込められているんだね。
「黄牛に腹突かれる」の使い方
兄さんが、奥さんに財産のほとんどを持っていかれたんだって。
大人しそうな奥さんだったのにね。黄牛に腹突かれるってやつね。
従順で家事しかできない愚妻だと考えて、兄さんが好き勝手していたのが悪いんだけどね。
妻の逆襲に合ったのね。
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「黄牛に腹突かれる」の例文
- しまった。油断していた。黄牛に腹突かれるだ。
- 見下していた相手にやりこめられ、黄牛に腹突かれるとなった。
- 黄牛に腹突かれると、油断した自分が悪いため、やり場のない怒りに苦しむ。
- 相手を格下だと思ってかかると、黄牛に腹突かれるよ。
- 黄牛に腹突かれることがないよう、どんな相手でも全力であたる。