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【同じ羽毛の鳥は集まる】の意味と使い方や例文!語源由来は?(類義語・英語)

同じ羽毛の鳥は集まる

【ことわざ】
同じ羽毛の鳥は集まる

【読み方】
おなじうもうのとりはあつまる

【意味】
性格や考え方、趣味などの似た者同士は、自然に集まり、仲間になりやすいということ。

ことわざ博士
「同じ羽毛の鳥は集まる」は、似た羽をもつ鳥が群れをなす姿を、共通点の多い人々の付き合いに重ねた言葉だよ。
助手ねこ
趣味の仲間が集まる場面にも、好ましくない性質をもつ者同士が結び付く場面にも用いるニャン。

【英語】
・Birds of a feather flock together(性格や関心の似た者同士は自然に集まる)

【類義語】
・類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)
・同類相求む(どうるいあいもとむ)

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「同じ羽毛の鳥は集まる」の語源・由来

ことわざを深掘り

「同じ羽毛の鳥は集まる」は、英語のことわざ「Birds of a feather flock together.」を、もとの鳥のたとえを保ちながら日本語に移した表現です。「同じ羽の鳥は集まる」ともいい、日本で広く使われる「類は友を呼ぶ」と、ほぼ同じ意味を表します。

英語の「birds of a feather」は、同じような羽をもつ鳥、すなわち、同じ種類に属する鳥を表します。そこから、性格や関心などがよく似た人々を指す比喩となり、「flock together」は、鳥が群れをつくるように集まることを表します。

似た鳥が集まる姿を人間関係に重ねる発想には、古い時代から、これに近い例があります。紀元前2世紀前半、紀元前175年ごろに書き上げられた『シラ書』の第27章9節には、「Birds nest with their own kind」とあり、鳥は自分と同じ種類の仲間と巣を共にするという内容が記されています。これは、現在の英語のことわざと同じ形ではありませんが、同類の者が結び付くという古い比喩を伝えています。

英語で、現在のことわざにつながる形が現れるのは16世紀です。ウィリアム・ターナーは、『The Rescuynge of the Romishe Fox』(1545年)に、「Byrdes of on kynde and color flok and flye allwayes together.」と記しました。古い綴りですが、同じ種類と色の鳥は、いつも群れをつくって一緒に飛ぶという意味です。

さらに、ジョン・ミンシューが編んだ『A Dictionarie in Spanish and English』(1599年)には、「Birdes of a feather will flocke togither.」とあります。「羽を同じくする鳥は群れをなす」という、現在の形にきわめて近い言い回しです。

この時代の「Birdes」「togither」などの綴りは、のちに「Birds」「together」へと変わり、「will」が省かれて、「Birds of a feather flock together.」という簡潔な形が定着しました。鳥について述べた具体的な言葉が、似た性質をもつ人々は互いに引き寄せられるという、人間関係の傾向を表すことわざとして広まったのです。

日本語では、この英語をほぼそのまま訳した「同じ羽毛の鳥は集まる」のほかに、「同じ羽の鳥は集まる」という形も使われます。一方、「類は友を呼ぶ」「同類相求む」などは、鳥の姿を用いず、同じ種類や性質をもつ者が自然に集まることを表す、日本語の類似表現です。

このことわざは、同じ趣味をもつ人々が仲よくなるような好意的な場面にも使えますが、欠点や好ましくない行いが似た者同士について、批判を込めて使うこともあります。羽の似た鳥が同じ群れに加わるという分かりやすい情景によって、人は自分と共通点の多い相手に親しみをもち、集まりやすいことを表しています。

「同じ羽毛の鳥は集まる」の使い方

健太
放課後の教室で、サッカーが好きな人たちが集まって楽しそうに話しているよ。
ともこ
本当だね、いつもあのメンバーでサッカーの試合の動画を見たり、作戦を練ったりしているみたい。
健太
まさに同じ羽毛の鳥は集まるだね、僕たちも歴史の話になると時間を忘れて盛り上がっちゃうしね!
ともこ
そうだね、気が合う仲間と一緒にいるのが一番居心地が良いものね。
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「同じ羽毛の鳥は集まる」の例文

例文
  • 同じ羽毛の鳥は集まるというように、歴史好きの生徒たちは休み時間になると自然に同じ机を囲んだ。
  • 同じ羽毛の鳥は集まるもので、写真を趣味とする人々は旅先でもすぐに打ち解けた。
  • 読書会には似た考えをもつ人が集まり、同じ羽毛の鳥は集まるという言葉を思わせた。
  • 同じ羽毛の鳥は集まるのか、行動力のある社員たちが新しい企画に次々と参加した。
  • 同じ羽毛の鳥は集まるとはいえ、似た者同士だけで固まらず、異なる意見にも耳を傾けるべきだ。
  • 不正を軽く考える者たちが仲間になった様子は、悪い意味で同じ羽毛の鳥は集まるという言葉どおりだった。

主な参考文献

・Cambridge University Press & Assessment『Cambridge Dictionary』。
・Jennifer Speake・J. A. Simpson編『The Oxford Dictionary of Proverbs』Oxford University Press、2015年。
・北村孝一編『ことわざを知る辞典』小学館、2018年。
・『シラ書』紀元前175年ごろ成立。
・William Turner『The Rescuynge of the Romishe Fox』1545年。
・John Minsheu『A Dictionarie in Spanish and English』1599年。





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