「気を呑まれる」の意味
【慣用句】
気を呑まれる
【読み方】
きをのまれる
【意味】
心理的に圧倒されること。
「気を呑まれる」という表現は、相手の勢いやその場の雰囲気に圧倒されてしまって、思わず萎縮してしまうことを意味しているんだよ。
つまり、これは他人の勢いや場のムードに流されて、自分が元気なくなっちゃうことやな。
相手や状況に圧倒されて、自分の思う通りに行動できへんようになっちゃうことを言うんやな。
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「気を呑まれる」の解説
カンタン!解説
「気を呑まれる」っていう表現は、相手の強さやその場のムードに押されて、自分がビクッとしてしまう、または自分の思考や行動が縮まってしまうことを言うんだよ。
「気」っていうのは、心の動きや感情の働きのことで、「呑まれる」っていうのは、引き込まれる、あるいは圧倒されるっていう意味なんだ。
例えばね、強い相手とサッカーの試合をする時に、その相手のすごいプレーに感圧されて、自分も全力でプレーするのが怖くなってしまうような状況、それが「気を呑まれる」っていう状態なんだよ。
だから、「気を呑まれる」っていうのは、相手の力やその場の雰囲気に押されて、自分が元気をなくしてしまう、または行動が縮まってしまうことを言っているんだね。
「気を呑まれる」の使い方
ともこちゃん、今日はものすごい気迫だね。気を呑まれてしまいそうだよ。
今日の午後の弁論大会に向けて、私のほうこそ気を呑まれないように気を張っているのよ。
それだけ気合いが入っていれば、きっと大丈夫だよ。ともこちゃんが気を呑まれるなんてこと絶対ないよ。
そうかな?私、そんなに気合い入ってる?さあ、これからもう一度弁論の練習しなきゃ。
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「気を呑まれる」の例文
- リングに立った瞬間、相手の強烈なオーラにすっかり気を呑まれてしまったボクサーは、一撃でノックアウトされた。
- 気を呑まれることのないよう、気をしっかりと保っていなさい。
- 気を呑まれたふりをして相手を油断させるのが彼のやり方なので、それにだまされないようにしないといけない。
- 試験会場では受験者たちが緊張していたので、教室に入った瞬間すっかり気を呑まれてしまった。
- 相手がこちらの迫力に気を呑まれるよう、精一杯気合いを入れていこう!