ダメ人間・愚か者のことわざ一覧

当サイトのことわざの中から、『ダメ人間・愚か者』といった意味合いのことわざを選定し、五十音順に並べました。

ことわざというのは、生活をしていく上に役立つ色々な知恵を教えてくれることばになります。上手な例えを使った短い言葉で人生の教えや心理をあらわすものになります。

ことわざには皮肉なものとか、生活の知恵を教えるものもあります。

ダメ人間や愚か者のことわざを知ることにより、それがプラスの方向に働くヒントになると筆者は信じています。

この記事で「ダメ人間・愚か者」にまつわることわざを覚えてみてくださいね。

『悪い意味・不幸・物事がうまくいかないことわざ』は、悪い意味・不幸・物事がうまくいかないことわざ一覧をご覧ください。

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「あ行」のダメ人間・愚か者のことわざ

ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)

相手の言うことに素直に従わず、いちいち理屈を言い逆らうこと。言葉による言い争いのこと。


空き樽は音が高い(あきだるはおとがたかい)

浅はかで中身のない人ほど、良く知りもしないのに得意そうによくしゃべるということ。


浅瀬に仇波(あさせにあだなみ)

物事をよく知らない、知識や考えの浅い者ほどよくしゃべり、騒ぎ立てるというたとえ。


徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)

いくらどんなに見かけが良くても、内容が伴わず着実に行われない計画は、よい成果が得られないという事。


油を売る(あぶらをうる)

仕事の最中に人目を盗んで怠けること。また、無駄話をして時間を過ごすこと。


石に灸(いしにきゅう)

何の効き目も、反応もないことのたとえ。


井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)

自分の目で見たり耳で聞いたりするなどして得た体験や知識が圧倒的に少なく、それでいて自分の乏しい見聞にこだわってしまうという意味です。見聞が乏しいにも関わらず、自分は何でも知っているように勘違いしたり、得意になっている人を指す事もあります。また、世間知らずという意味もあります。


芋の煮えたもご存じない(いものにえたもごぞんじない)

世間を知らずに育った人や、甘やかされて育った人を、からかったり、あざけたりする言葉です。


色男金と力はなかりけり(いろおとこかねとちからはなかりけり)

女性に好かれるような色男は、お金もなく腕っぷしも弱いというたとえ。


慇懃無礼(いんぎんぶれい)

うわべはとても礼儀正しくて丁寧ではあるが、実際は極めて尊大で、内心では相手を見下していること、またはそのような態度のこと。言葉遣いや態度などが丁寧すぎるのは相手を小馬鹿にしているようにとられること、かえって無礼であること。


牛に経文(うしにきょうもん)

いくら言い聞かせてみても、なんの意味もなく、効果もない事。我の強い人間に、善意から忠告しても聞く耳を持たないという事。


牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)

愚かな者には、いくら立派な話をしても何の役にも立たない事。


有象無象(うぞうむぞう)

多くの価値のない人やくだらない物のこと。


嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)

嘘をつく事は良くない事だと戒める意味があります。


嘘八百(うそはっぴゃく)

嘘を数多くつき、何もかも嘘だらけなこと。さらに、まったくのでたらめということ。


うだつが上がらない(うだつがあがらない)

いつまで経っても現状と変わらず、出世しない事。なかなか生活が向上しない事。また、身分がぱっとしない、幸せになれない事。


独活の大木(うどのたいぼく)

図体ばかりが大きくても、中身が伴わず、何の役にも立たない人という意味。


鵜の真似をする烏(うのまねをするからす)

自分の能力を考えないで、人のまねをして失敗するたとえ。


絵に描いた餅(えにかいたもち)

頭の中で考えただけで、実現する可能性のない計画、あるいは空想のこと。


縁なき衆生は度し難し(えんなきしゅじょうはどしがたし)

人の忠告を聞き入れようとしない者は、救いようがないという事。


大男総身に知恵が回り兼ね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)

体ばかりが大きくて知恵のない人の事。またまたは、体が大きいからと言って、それだけで威圧されるものでもないという事。


陸に上がった河童(おかにあがったかっぱ)

能力の高い人でも、自分に適した環境から離れると、本来の力を発揮する事ができず無能になってしまうという意味です。


驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)

地位や財力を鼻にかける驕り高ぶった者は、長くその身を保つ事はできず、いずれ滅びるであろうという意味です。


帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきにながし)

いざ使おうとしたら、中途半端で使い物にならなかったり、役に立たなかったりしたという意味です。


親方日の丸(おやかたひのまる)

国営企業や地方自治体は、国が後ろ盾になっていて倒産の心配がなく、利益をあげる努力もいらないだろうという意味で、いい加減さや気楽さを皮肉ったたとえ。


親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)

自分の子どもを愛し可愛がるあまり客観的に子どもを見ることができず、子どもの愚かさ加減に気づかない。また、子どもはこどもで親の行き過ぎた愛情に甘え慣れ、悪行を働くということ。


泳ぎ上手は川で死ぬ(およぎじょうずはかわでしぬ)

己の能力や才能に驕(おご)りを持つあまり、得意分野で失敗してしまうことをたとえている。

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「か行」のダメ人間・愚か者のことわざ

株を守りて兎を待つ(かぶをまもりてうさぎをまつ)

古い習慣や過去に偶然成功した経験にこだわり、いつまでも進歩がなかったり融通がきかない事。


夏炉冬扇(かろとうせん)

時期が外れてしまったため、無用なもの、役に立たないものを示す。夏の火鉢と冬の扇のことで、時季外れの無用なもの、転じて今となっては役に立たない人物やもの。例えば、君主の信用や寵愛を失った者、恋人に捨てられた女性の意味でも用いる。


看板に偽りあり(かんばんにいつわりあり)

実際に売っているものと、看板や見本が異なっているというたとえ。また、普段発する言葉と実際の行動が一致していないこと。


机上の空論(きじょうのくうろん)

頭の中や空想だけで考えられた、実際には役立たない議論や計画の事。 実現性の薄い理論の事。


曲学阿世(きょくがくあせい)

学問の真理を曲げて、世間や権力者に気に入られるような説を唱え、こびへつらうこと。


木を見て森を見ず(きをみてもりをみず)

物事の一部分や細部に気を取られてしまうと、全体を見失うという事。


口自慢の仕事下手(くちじまんのしごとべた)

口だけは達者だが、仕事がさっぱりできない事。また、そのような人の事。


口に蜜あり腹に剣あり(くちにみつありはらにけんあり)

口ではうまいことを言うが、内心は険悪であるという事。言葉では相手を喜ばせるように一見優しそうなことを言うが、心の中は険悪で悪意を抱いているという事。


下衆の後知恵(げすのあとぢえ)

愚かで教養のない者は、必要なときに知恵が浮かばず、物事が終わってから良い考えが浮かぶというたとえ。


下衆の勘繰り(げすのかんぐり)

心が卑しい者は、ひがみっぽくて邪推(じゃすい)するというたとえ。


外面如菩薩内心如夜叉(げめんにょぼさつないしんにょやしゃ)

表面は菩薩のように優しいけれど、心は夜叉のように邪悪で恐ろしいことのたとえ。


毛を吹いて疵を求む(けをふいてきずをもとむ)

ささいな人の欠点を、しつこく暴こうとするたとえ。また、しつこく暴こうとしているうちに、自分の欠点をさらけ出すことになるということ。


巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)

言葉を巧みにあやつり、人の気をそらさないように顔つきを和らげて、人にへつらうような人物は、仁に欠けている者が多いというたとえ。


ごまめの歯ぎしり(ごまめのはぎしり)

力のない者がいたずらに憤慨し、悔しがることのたとえ。また、その行為が無駄であるということのたとえ。

「さ行」のダメ人間・愚か者のことわざ

鷺を烏と言いくるめる(さぎをからすといいくるめる)

白い鷺を黒い烏だと言い張る意味で、無理に事実をねじ曲げて正しいことを間違いだと言ったり、間違っていることを正しいと言ったりすること。


策士策に溺れる(さくしさくにおぼれる)

策略のうまい人間は自分の策略に頼りすぎて、かえって失敗するということ。


砂上の楼閣(さじょうのろうかく)

高層(こうそう)の立派な建物が砂の上に建てられているが、砂の上は柔らかく基礎が不安定で、長い間建物を維持することができない。このことから、長続きしないことや、実現するのが不可能なことのたとえ。


猿に烏帽子(さるにえぼし)

・柄(がら)にもない、ふさわしくないことをするたとえ。
・見かけだけで、中身が伴わないことのたとえ。


尸位素餐(しいそさん)

高い地位についているにも関わらず、職責を果たさないで、無駄に禄(ろく)をもらっていること。また、その人のこと。


釈迦に説法(しゃかにせっぽう)

よく知っているものに、なお教えること。説く必要のないたとえ。


脛を齧る(すねをかじる)

独立して生計を立てることができず、親などに援助してもらう。

「た行」のダメ人間・愚か者のことわざ

宝の持ち腐れ(たからのもちぐされ)

役に立つものや、すぐれた才能を持っていながら、それを活用しなかったり、発揮せずにいることのたとえ。


蛇足(だそく)

余計なこと、なくてもよい無駄なもののたとえ。


畳の上の水練(たたみのうえのすいれん)

理論や方法を知っているだけで、実際は何も役にも立たない事。


月夜に提灯(つきよにちょうちん)

不必要なものや、無駄なもの、役に立たないものの事。


角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)

小さな欠点を無理に直そうとして、かえって全体をだめにすることのたとえ


面の皮を剥ぐ(つらのかわをはぐ)

悪人や恥知らずな者の正体をあばき、こらしめること。


轍を踏む(てつをふむ)

前人と同じ失敗をすることのたとえ。


豆腐に鎹(とうふにかすがい)

手応えや効果、効き目が全くない事。


毒にも薬にもならない(どくにもくすりにもならない)

何の役にも立たなく、居ても居なくても、あっても無くてもどうでもよいということ。


虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)

権威や権勢、実力を持つ者に頼って、威張る小者の事。


鳥なき里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり)

本当にその分野の優れた人がいないところでは、少し詳しいだけであたかもその分野の専門家のように威張り、偉そうにする人を意味する。

「な行」のダメ人間・愚か者のことわざ

鳴く猫は鼠を捕らぬ(なくねこはねずみをとらぬ)

ペラペラとよく喋るものに限って、口先だけで実行に移さないという意味。


二階から目薬(にかいからめぐすり)

物事が思うようにいかず、もどかしいさま。また、回りくどくて効果が得られないことのたとえ。


二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっともえず)

欲を出して2つの事を同時にやろうとすると、結局どちらも失敗するという意味です。


二の舞を演じる(にのまいをえんじる)

前のひとと同じような失策をすることをいう


糠に釘(ぬかにくぎ)

何の手応えも、効き目もないことの例えです。


盗人猛々しい(ぬすびとたけだけしい)

「猛々しい」は、「ずうずうしい」の意味。盗みや悪事を働いておきながら、ずぶとく平然としているさま。また、盗みや悪事を見咎められて居直ったり、逆に食ってかかることをいう。


猫に小判(ねこにこばん)

どれほど貴重なもの・高価なもの・価値のあるものでも、持ち主がそれを知らなければ何の値打ちもないことを意味します。
すばらしいものを見せても、効果や反応がない事を意味することもあります。


暖簾に腕押し(のれんにうでおし)

相手の反応や手応えがない事や、張り合いがないという意味です。

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「は行」のダメ人間・愚か者のことわざ

箸にも棒にもかからない(はしにもぼうにもかからない)

あまりにもひどすぎて、どうにもこうにも手がつけられないこと。また、何のとりえもないたとえ。


張り子の虎(はりこのとら)

見かけだけは強そうだが、実は弱い人。虚勢を張る人。首を振る癖のある人。


匹夫の勇(ひっぷのゆう)

つまらない男がよく見せるような、血気にはやるだけで思慮の足りない勇気、振る舞いのこと。「匹夫」は身分の卑しい男。また、教養がなくて道理にくらい、つまらない男のこと。


豚に真珠(ぶたにしんじゅ)

そのものの価値や値打ちがわからない者には、どんなに価値のあるものを与えても意味がなく、無駄だという事。


分別過ぐれば愚に返る(ふんべつすぐればぐにかえる)

あまり深く考えすぎると、かえってつまらない事を考えてしまい失敗するという事。


蛇が蛙を呑んだよう(へびがかえるをのんだよう)

細長い物の途中がふくれあがって、格好が悪い事


蛇稽古(へびげいこ)

稽古事などが長続きしない事。


蛇の足より人の足見よ(へびのあしよりひとのあしみよ)

無関係なことよりも、自分の身近なことについ考えるほうが大切だということのたとえ。


蛇を画きて足を添う(へびをえがきてあしをそう)

よけいなつけ足しのこと。また、なくてもよい無駄なもののこと。しなくてもいいこと。


仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず)

せっかく作ったのに、重要なものが欠けているというたとえ。

「ま行」のダメ人間・愚か者のことわざ

真綿に針を包む(まわたにはりをつつむ)

表向きはやさしい態度で人に接しているけれど、ほんとうは意地の悪さを隠し持っている人のこと。


右と言えば左(みぎといえばひだり)

人の言うことに、いちいち反対することのたとえ。


三日坊主(みっかぼうず)

僧侶の修行をしても三日も続かないということから、飽きやすく長続きしないことやその人のこと。「三日」は非常に短い期間のこと。


六日の菖蒲、十日の菊(むいかのあやめ、とおかのきく)

時期に遅れて役に立たないということ。


無用の長物(むようのちょうぶつ)

あってもなんの役に立たないどころか、むしろ邪魔(じゃま)になるもののたとえ。


名物に旨い物なし(めいぶつにうまいものなし)

名は必ずしも実を伴わないこと。評判と実際は一致しない場合が多いということ。


目糞鼻糞を笑う(めくそはなくそをわらう)

目くそが鼻くそを汚いといってばかにして笑うように、自分の欠点には気づかないで、似たような人の欠点を笑うたとえ。


沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす)

「沐猴」とは、猿のこと。沐猴、つまり猿が冠をかぶっているようなもので、野卑な人間は高い地位について立派に着飾っても本質的に変わりがないというあざけりのことば。

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「や行」のダメ人間・愚か者のことわざ

痩せ馬の声嚇し(やせうまのこえおどし)

痩せて弱々しい馬が、体に似合わず大きい声で人を脅すことから、口先だけは威勢がよいが、実力がないことの例え。


夜郎自大(やろうじだい)

自分の力量も知らずに、偉そうに振舞うこと。「夜郎」は中国、漢代にあった国の名前。夜郎国の王が漢の大きさを知らずに、漢国の使者に自分の国の大きさを自慢して、夜郎国と漢国のどちらが大きいか尋ねた故事から。


羊質虎皮(ようしつこひ)

外見は立派だが、中身が伴わないこと。


羊頭を懸けて狗肉を売る(ようとうをかけてくにくをうる)

見かけと実質がともなっていないことのたとえ。立派なものをおとりに使い、実際には粗悪なものを売ることのたとえ。


葦の髄から天井を覗く(よしのずいからてんじょうをのぞく)

狭い見聞(けんぶん)やあさはかな知識で、大きな問題を論じたり、判断したりすることのたとえ。


弱馬道を急ぐ(よわうまみちをいそぐ)

実力や才能のない者に限って、気ばかり焦って功を急ぐことのたとえ。

「ら行」のダメ人間・愚か者のことわざ

遼東の豕(りょうとうのいのこ)

世の中のことを知らずに、自分だけが得意になること。独りよがり。

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