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【邯鄲の歩み】の意味と使い方や例文(出典・故事)

【ことわざ】
邯鄲の歩み

「邯鄲に歩を失う」「邯鄲に歩を学ぶ」ともいう。
【読み方】
かんたんのあゆみ

【意味】
無闇矢鱈むやみやたらに人の真似をすると、自分本来のものを忘れ両方とも身に付かない。

「邯鄲」は、中国戦国時代のちょうの都。

【出典】
荘子そうじ

【故事】
邯鄲の人は歩き方が上手なので燕の国の寿陵じゅりょうという青年が憧れて習いに行ったが邯鄲の人々の歩き方が身に付かず、その上自分本来の歩き方も忘れたという故事から。

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「邯鄲の歩み」の使い方

健太
松井秀喜選手のようになりたいとフォームを真似してみたんだ。
ともこ
打てるようになった?
健太
邯鄲の歩みになったよ。しかも元のフォームに戻せなくなって、さらに打てなくなったんだ。
ともこ
体のつくりも癖も違うんだから人の真似じゃ駄目よね。

「邯鄲の歩み」の例文

  1. ゴッホの模写ばかりしていたので、邯鄲の歩みでオリジナリティを失い絵が下手になった。
  2. カラオケばかりしていたら、邯鄲の歩みのように自分らしいうたい方を忘れてしまった。
  3. 東大生の勉強法という本を読んでまねたが、邯鄲の歩みで成績は急降下した。
  4. 邯鄲の歩みというから人真似は諸刃の剣である。
  5. ファッション雑誌の真似をしていたが、邯鄲の歩みとなり個性が消えた。
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