「足が地に着かない」の意味
【慣用句】
足が地に着かない
【読み方】
あしがちにつかない
【意味】
緊張や興奮のため心が落ち着かない。考え方や行動が浮ついて、しっかりしていない。
「足が地に着かない」という表現は、人が緊張や興奮して心が落ち着かず、または考え方や行動が不安定で浮ついている状態を表しているんだよ。
ほんなら、「足が地に着かない」っていうのは、ドキドキして落ち着かない、あるいは頭がぐるぐるしてちゃんと考えられないときの状態を言うんやな。
ふわふわしてて、しっかり地に足をつけられてない感じやね。
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「足が地に着かない」の解説
カンタン!解説
「足が地に着かない」っていう表現は、本当に足が地面から浮かんでいる状態を指すんじゃなくて、人の心の状態を比喩的に表しているんだよ。
人は立っているとき、足をしっかり地面につけてバランスを保っているよね。でも、足が地面から浮いてしまったら、バランスを崩して転んでしまう。そんなイメージから、この表現は「心が不安定な状態」を指して使われることが多いんだ。
たとえば、大切な試験の前日になって、緊張で気持ちが落ち着かない、とか、うれしいことがあって興奮して夢見心地の状態、など。そんなとき、自分の心の状態を「足が地に着かない」と言い表すことができるよ。
つまり、「足が地に着かない」っていうのは、「心が不安定で落ち着かない状態」や「現実感がなくて浮かれている状態」を表しているんだよね。自分の心が地にしっかりと着いていないような、バランスが取れていない心の状態を表現しているんだ。
「足が地に着かない」の使い方
今から、世界的に有名なあの空手の選手と話すかと思うと、足が地に着かないよ。
健太くん、落ち着いて、この対談は、市の広報誌だけではなくテレビにも放送されるのよ。
ああー。緊張して、用意されている質問を忘れたり、間違えてしまいそうだよ。
健太くん、空手の大会の決勝戦を思えば、楽でしょう?勝敗を決めるわけじゃないんだから、リラックスしていってらっしゃい。
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「足が地に着かない」の例文
- 今みたいに、足が地に着かない状態で、何かをしようとすると、必ず失敗するからやめたほうがいいよ。
- とうとう、今日、大好きなアイドルに会えるんだけど、昨日は興奮で、足が地に着かないような心地だったよ。
- そんな、足が地に着かないような、非現実的な意見ばかり出していたら、この会議は永遠に終わらないぞ。
- 足が地に着かないような、机上の空論を言われても困るんだよ。
- 空手部のみんなは、全国大会進出が決まり、足が地に着かないようだが、明日からは厳しい練習の再開だ。