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【鰻登り】の意味と使い方や例文(語源由来)

鰻登り

「鰻登り」の意味(語源由来)

意味

【慣用句】
鰻登り

【読み方】
うなぎのぼり

【意味】
気温・物価・評価などが見る間に上がったり、物事の件数・回数が急激に増えたりすること。

ことわざ博士
「鰻登り」という表現は、何かが急速に上がったり、増えたりする状況を表しているんだよ。

これは気温や物価、評価など、あるいは物事の件数や回数といったものが急激に増える様子を指すんだ。

助手ねこ
それは「ものごとがガンガン上がっていく」ってことやな。まるで鰻がすばやく水を登っていくように、何かがサッと上がる様子を表すんやな。

たとえば、暑くなる日の気温や、売れ筋商品の値段、あるいは自分の評価が急に上がる時に使える言葉やな。

【語源由来】
鰻が、つかまえようとすると手をすり抜けて上に登るようすと、急流を登っていくようすから。

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「鰻登り」の解説

カンタン!解説
解説

「鰻登り」っていう言葉はね、何かがどんどんと上に上がっていく、または増えていくことを表しているんだよ。

例えばね、夏休みになって、アイスクリームの売り上げがどんどん上がったり、または、学校のテストの点数が前のテストよりもぐんぐん上がっていったりする時に使うんだよ。「あのアイスクリーム店の売り上げ、まるで鰻登りだね!」とか「うちのチームの得点は鰻登りだ!」みたいな感じで使うことができるよ。

「鰻」っていうのは、魚のうなぎのことで、このうなぎが滝を登る姿から来ているんだ。うなぎは体がぬるぬるしていて、どんなに水の流れが強くてもくねくねと身を動かしながら上に上に登ることができるんだよ。それにちなんで、何かがどんどんと上がっていく様子を「鰻登り」と言うんだね。また、うなぎは手で掴もうとしてもぬるぬると逃げてしまうように、止まることなく上がっていく様子も表しているんだよ。

「鰻登り」の使い方

健太
今年の夏も暑いねえ。今は、まだクーラーなしでもしのぎやすいけれど、午後からは、鰻登りに気温が上がっていくらしいね。
ともこ
まだ上がるの?今みたいに風があればまだいいけれども、無風状態はつらいわよね。
健太
そうだね。息をするのもつらい時があるよね。
ともこ
夏が早く終わると良いなあ。
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「鰻登り」の例文

例文
  1. ファンの方からのプレゼントは何度お礼を言っても言い足りませんし、おかげでやる気は鰻登りです。
  2. 僕の毎日は日々、急降下だけれども、君の毎日は、幸福度が滞りなく鰻登りのようでうらやましい。
  3. あのラーメン屋は、テレビのグルメ番組で紹介されてから人気が鰻登りで、いつも行列ができている。
  4. 良い先生に出会えたおかげで調子は鰻登りで、百歳まで生きることができそうです。
  5. あのテレビ番組に出てから、彼女の人気は鰻登りである。




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