【慣用句】
うまい汁を吸う
【読み方】
うまいしるをすう
【意味】
努力をしないで、利益だけを自分のものにするたとえ。
【語源・由来】
「うまい」に自分にとって都合が良い状態という意味があることから。
【類義語】
あまい汁を吸う
【スポンサーリンク】
「うまい汁を吸う」の使い方

ともこちゃん。お願いだから、夏休みの宿題を写させてくれるかな?

健太くん。夏休み中、あんなに遊びほうけておいて、さらに、うまい汁を吸うつもりでいたの?そうはいかないわよ。

そんなあ。新学期まであと三日しかないんだよ。助けてよ。

自分で頑張って苦労することを知りなさい。
「うまい汁を吸う」の例文
- 彼がたとえ悪いことをしたとしても、人にかくれてうまい汁を吸うようなやり方はしないで、堂々とするだろう。
- 経費を横領して、うまい汁を吸ってきたその会の役員達は、一掃されることになった。
- 自分だけうまい汁を吸おうなんて、甘い考えはやめたほうが良いよ。
- 彼は社長令嬢にうまいこと近づいて、婚約した後、うまい汁を吸おうとしている。
- 役人にもたちの悪いやつがいて、利権とひきかえに賄賂を受け取ったり、商人にたかってうまい汁を吸ったりしている。