「我を張る」の意味
【慣用句】
我を張る
【読み方】
がをはる
【意味】
自分の考えや主張を押し通すこと。
「我を張る」は、自分の考えや意見を譲らず、それを強く主張することを意味しているよ。
つまり、自分の思い通りに事を進めたいから、自分の意見をぐいぐいと押し通すんやな。
それがどんなに頑固でも、自分の考えを変えずにずっと持ち続けるってことやな。
【スポンサーリンク】
「我を張る」の解説
カンタン!解説
「我を張る」っていう表現は、自分の考えをしっかりと持ち、他の人が何と言おうとその考えを変えずに、自分の思う通りにやるっていう意味なんだよ。
例えばね、友だちが皆であるレストランに行こうと提案したとき、あなたがそのレストランがあまり好きじゃなくて、自分が好きなレストランに行きたいと強く主張することを「我を張る」って言うんだ。
「我」は自分自身のことを指すけど、ここでは特に自分本位の考えや意志を強調していて、「張る」はその考えや意志を強く持ち続け、他人の意見に左右されずに自分の意見を押し通すっていう意味だよ。
だから、「我を張る」っていうのは、自分の考えや意志をしっかりと持ち、それを変えずに自分の思う通りにやるっていう意味なんだね。
「我を張る」の使い方
僕のクラスは、文化祭で劇をやることになったんだけど、絶対に女王様の役をやるんだって、我を張って譲らない子が一人いて、なかなか決まらないんだ。
あら、我を張る性格が女王様にぴったりじゃないの。やらせてあげたらいいじゃない。
それが、スリムで美人な女王様の設定になっているのに、すごく横に大きい女子なんだよね。
ああ、それはとても厳しいからあきらめてもらわないとだめね。
【スポンサーリンク】
「我を張る」の例文
- 捨て猫を見たからといって、いちいち感傷的になっていては、この先、生きていけませんし、我を張ってもだめで、つれて帰ることは私が許しません。
- 彼女は末っ子だからなのか、取るに足らないことにも我を張ることがある。
- 我を張ってばかりいると友達に嫌われてしまいますよ。
- 彼は、母に対しては、ばかに気が弱いし、もともとあまり強く我を張るタイプでないので、母に反抗できない。
- 私は我を張ることをあきらめ、どうにでも、二人の都合の良いようにしたらいいと思い始めた。