「腕が落ちる」の意味(対義語)
【慣用句】
腕が落ちる
【読み方】
うでがおちる
【意味】
技術や能力が低下する。下手になる。「腕」は、腕前・技量。
「腕が落ちる」という表現は、人の技術や能力が以前よりも下がってしまう、つまり、下手になるという意味を持っているんだよ。
つまり、以前はピアノがうまかったのに、練習をサボってると「腕が落ちたな」と言われてしまうってことやな。
すなわち、スキルや才能が低下した、下手になったときに使う表現なんやな。
【対義語】
腕が上がる(うでがあがる)
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「腕が落ちる」の解説
カンタン!解説
「腕が落ちる」っていう言葉はね、自分の技術や能力が以前よりも下がってしまう、つまり下手になるっていう意味なんだよ。
「腕」は、肘から手首までの部分を指すんだけど、特別なスキルや技術を持つ人、たとえば職人やアーティストのような人々は、仕事をするのに腕を使うことが多いよね。だから、「腕」は人の技術や能力を表しているんだ。
そして、「落ちる」っていう言葉は、レベルや質が下がるっていう意味があるんだ。だから、もし「腕が落ちる」と言われたら、それは自分のスキルや能力が以前よりも低くなってしまった、つまり自分の技術が下手になってしまったってことを表しているんだよね。
例えば、「ピアノを練習していないから、腕が落ちてしまった」なんて言うときは、自分のピアノの演奏技術が以前よりも下がってしまった、つまりピアノが下手になってしまったっていうことを表しているんだよ。
「腕が落ちる」の使い方
ここ数年、ボールを握ることすらしなかったから腕が落ちたなあ。
そうね。健太くんが空手を始める前は、よくここで一緒にキャッチボールをしたわよね。
なんでも、やめてしまうと腕が落ちるね。天才でもやめると腕が落ちるのかな。
スポーツ選手がけがをしてしばらく休むと、体力や筋肉が落ちて、同時に腕が落ちるから一緒だと思うわ。
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「腕が落ちる」の例文
- 彼女の味覚がおかしくなったのか、料理の腕が落ちたようだった。
- 彼は芸術家として、腕が落ち、全盛期の頃のような作品はもう作ることができないと言われている。
- 年をとって、体力が衰えてから、腕が落ちてきたので、そろそろ後継者を探さないといけないと思っている。
- このケーキ屋は、行列ができるようになってから、腕が落ちたような気がしていたのだが、手作業から工場生産に移行したらしいと聞いて納得した。
- 彼女は、精神的に病んで、しばらくピアノから離れていたので、たしかに腕が落ちたが、それでも圧巻の演奏だった。