「口を酸っぱくする」の意味(類義語)
【慣用句】
口を酸っぱくする
【読み方】
くちをすっぱくする
【意味】
お説教など、何回も同じことを繰り返して言うこと。
「口を酸っぱくする」という表現は、何度も何度も同じ忠告や指導を繰り返して言うことを表すんだよ。
つまり、「何回も同じことを繰り返し言う」ってことやな。まるで口が酸っぱくなるほど、忠告やアドバイスをひたすら続けることやな。
これは、何回も同じことを言わなアカン時や、注意を促すときに使える表現やな。
【類義語】
・口が酸っぱくなる程
【スポンサーリンク】
「口を酸っぱくする」の解説
カンタン!解説
「口を酸っぱくする」っていう表現は、同じアドバイスや注意事項を何度も何度も繰り返し言うことを表しているんだよ。
例えば、お母さんが毎日「部屋をきれいにしておくんだよ」とか「夜更かししないで早く寝るんだよ」とか言うんだけど、それがなかなかきちんとできなくて、お母さんが毎日毎日同じことを言い続けることを「口を酸っぱくする」と言うんだ。
この表現は、何度も同じことを言い続けることで、まるで口の中が酸っぱくなったような感じ、つまり、言い続けるのが大変な状態を表現しているんだよ。
だから、「口を酸っぱくする」っていう表現は、何度も何度も同じことを言うことを表しているんだね。
「口を酸っぱくする」の使い方
健太くん。口を酸っぱくして、宿題を忘れないようにと言っているのに、なぜ忘れるの?
うーん。なんでだろうね。
宿題を忘れないように、家に帰ったらすぐに終わらせればいいじゃないの。
うーん。家に帰ったら、お風呂に入らないと、空手の練習で汗臭いし、お腹ペコペコだし、お腹がいっぱいになったら眠くなるし・・・。夢の中で宿題をすることができたらいいよね。
【スポンサーリンク】
「口を酸っぱくする」の例文
- 大人たちが、子供に、あそこは危ないから絶対に行っちゃダメと口を酸っぱくして言っても効果はなかった。
- 川で遊ぶのは危ないからだめって、父に口を酸っぱくして言われたのに、遊んでおぼれそうになった。
- 「信号を守りなさい。」と、弟たちには何度も口を酸っぱくして注意している。
- 後輩に、営業マンなら歯を磨くように心を磨けと口を酸っぱくして教えた。
- 靴を脱いだら揃えておくようにと口を酸っぱくして教えたおかげで、外出先で、しっかりしていますねと褒められる。
- 口を酸っぱくして言ったのに、彼は、まだ理解していないようだった。
- 口を酸っぱくして注意をしたのに、彼は今日も学校に遅刻した。