「小事は大事」の意味(類義語・対義語・英語)
【ことわざ】
小事は大事
【読み方】
しょうじはだいじ
【意味】
些細なことから大きなことが起きるので、些細なことをおろそかにしてはいけないということ。
どんな小さなことでも真剣に取り組むことが大切やってことやね。
【類義語】
・小事を軽んずる勿れ
・蟻の穴から堤も崩れる
【対義語】
・小事に拘わりて大事を忘るな
【英語】
A little fire burns up a great deal of corn.(小さな火でも大量の穀物を燃やしてしまう)
「小事は大事」の解説
「小事は大事」という言葉は、小さなことでもいい加減に扱うと、結果として大きな問題に発展する可能性があるため、何事も軽視してはならないという意味を持っているんだよ。この表現は、日々の小さな事柄にも注意を払い、慎重に扱うべきだという考えを示しているんだね。
たとえば、ビジネスの世界では、小さなミスや見落としが大きな損失や問題につながることがある。また、人間関係では、些細な誤解やコミュニケーションの不足が大きなトラブルに発展することが「小事は大事」の例と言えるよ。
「小事は大事」という言葉は、どんなに小さくても無視できない事柄が存在すること、そして細部にも注意を払い、責任を持って対応することの重要性を教えてくれているんだ。小さな問題を見過ごすことなく、初期段階で適切に対処することが、最終的に大きな問題を防ぐためには不可欠なんだね。
「小事は大事」の使い方
「小事は大事」の例文
- 小事は大事なのに、事件化するまで警察は動いてくれない。
- 気になることは後回しにしない方が良い。小事は大事だから、大ごとになる前に対処した方が楽だ。
- 小さいことをいい加減にすると小事は大事となるから、小さなことでも丁寧にするべきだ。
- 大きな事故は小さな人的ミスから起こることが多いので、小事は大事と戒める。
- 上司にとって何気ない発言でも、小事は大事となりパワハラで裁判沙汰になることがある。