「後ろを見せる」の意味
【慣用句】
後ろを見せる
【読み方】
うしろをみせる
【意味】
相手に自分の背中を見せることから、とても勝てないと思って逃げる。また、相手に弱みを見せる。
「後ろを見せる」という表現は、自分が勝てそうにないと感じて逃げ出すこと、または、相手に自分の弱点や不利な状況を見せることを指すんだ。
つまり、「自分が勝てないと思って逃げ出す」または「自分の弱さを相手に見せる」ってことやな。
敗北感を抱いてその場から逃げ出す時や、自分の弱みを隠さずに見せるときに使うんやな。ただ、どんなに困難でも逃げずに立ち向かう勇気も大切やな。
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「後ろを見せる」の解説
カンタン！解説
「後ろを見せる」っていう言葉は、文字通り、自分の背中を他人に向ける、つまり自分が逃げる様子からきているんだ。人間の背中は守りにくい場所だから、背中を見せるという行為は、自分の弱さや不安定な状態を相手に見せてしまう、という意味合いがあるんだ。
例えば、サッカーの試合で、相手チームが強すぎて勝てそうにないと感じたら、そのまま試合から逃げ出してしまうこと。これが「後ろを見せる」っていう意味の一つだよ。
また、「後ろを見せる」は、自分の弱みを相手に見せるという意味もあるんだ。つまり、自分が弱い部分や、失敗した部分を相手に見せてしまうという意味でも使われるよ。
だから、「後ろを見せる」っていうのは、自分が逃げ出すことを人に見せる、または自分の弱さを人に見せることを表すんだ。だから、強くなるためには、逃げずに前を向いて、困難に立ち向かうことが大切だってことを教えているんだよ。
「後ろを見せる」の使い方
僕は、小さいころから空手道をやっていて、武道家のはしくれとして後ろを見せて逃げるわけにはいかないんだ。
そんなことを言っている場合じゃないでしょう？ほら、相当怒っているわよ。
・・・怒っているね。噛み付かれたら痛いかな。
痛いに決まっているでしょう。だいたい、健太くんがあの犬のエサを横取りするからいけないんでしょう。さあ、急いで逃げるわよ。
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「後ろを見せる」の例文
- そのチンピラたちは、強面の彼が一喝すると、後ろを見せて「覚えていろよ。」と叫びながら退散したのだった。
- このまま後ろを見せて逃げると思われるのも恥さらしだから、何とか反撃したい。
- 敵に後ろを見せるのはいやだが、こうなったらしかたがないので、 立ちあがると、必死に走った。
- 敵に後ろを見せるな、というのは、自殺好きの言葉であって、猛スピードで後退すれば、すべては解決する。
- 彼が率いる小隊は、敵に後ろを見せ、戦場から離脱し始めたのだった。
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