「煽りを食う」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
煽りを食う
【読み方】
あおりをくう
【意味】
ある出来事の影響を受けて痛手を被る。
あーなるほどな。つまり、「煽りを食う」ということわざは、ある出来事の影響を受けて痛手を被るってことやな。
それはまるで、強風の風圧をまともに受けることみたいな感じやね。風が強くて煽られると、体が揺れたり痛かったりするよな。そんな感じで、ある出来事によって痛手を被るってことを教えてくれてるんやろうね。
【語源・由来】
強風の風圧をまともに受けるという意味から。
【類義語】
そばづえを食う
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「煽りを食う」の解説
カンタン!解説
「煽りを食う」という表現は、ある出来事や言動によって直接的または間接的に影響を受けて、痛手や損害を被ることを指すんだ。この表現は、風によって煽られる様子を比喩的に表現したものだよ。
風は強く吹くと、その風圧によって物や人が揺れたり、押されたりすることがあるんだ。同様に、人々の言動や出来事が強く影響を与える場合に、「煽りを食う」という表現が使われるんだよ。その結果、身体的、精神的、経済的なダメージや損失が生じることを意味するんだ。
この表現は、何かしらの攻撃や批判、非難、トラブルなどが原因で、困難や苦境に直面する状況を形容するために使われるんだ。風に対しては身を守るための備えや対策が必要とされるように、人々は煽りや攻撃に対しても適切な対処策を講じる必要があるとされているよ。
「煽りを食う」の使い方
父さんと母さんが、今、喧嘩中らしいんだ。
へえ。子供にとっては、はなはだ迷惑な話よね。
そうなんだ。喧嘩のせいで母さんの機嫌がすこぶる悪くて、僕は煽りを食って成績が悪いことを怒られたんだ。
あら。健太くんの成績が悪くて怒られるのは、いつものことじゃない。
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「煽りを食う」の例文
- 不況の煽りを食い、中小企業の倒産が続いているので、わが社も油断できない。
- 遺産相続の騒動の煽りを食って、親族のだれかに命を狙われていると、彼はいつも僕に不安を漏らしていたのだ。
- 台風直撃の煽りを食って、予定していた便は欠航となった。
- 外国の大統領が来日したので、警備体制が強化され、その煽りを食って、駅のコインロッカーが使えなかった。
- いつも行く店が、映画の撮影に使用され、映画ファンの聖地となったせいで人気が出て、その煽りを食っていつ行っても満席で入れなくなった。
これは、強風の風圧をまともに受けることから派生しているんだよ。