「お里が知れる」の意味
【慣用句】
お里が知れる
【読み方】
おさとがしれる
【意味】
その人の言葉つきや態度で、生まれや育ちのよしあしが分かる。「お里」は、生い立ち。
育ちが悪い場合に用いる。
「お里が知れる」という表現は、人の言葉遣いや動作から、その人の背景や育ちが見えてくる、という意味があるんだよ。
つまり、「言葉使いや行動でその人の育ちが分かる」ってことやな。見た目だけじゃなくて、どんなふうに話すか、どう行動するかで、その人の本質が見えてくるんやな。
人を見るときは、外見だけでなく、その言葉や行動もしっかり見ることが大事やな。
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「お里が知れる」の解説
カンタン!解説
「お里が知れる」っていう表現は、人の言葉遣いや行動を見て、その人がどんな育ちをしたのか、どんな家庭環境で育ってきたのかがわかる、っていう意味だよ。
「お里」っていうのは、ここではその人の家庭環境や育った環境、つまり「生い立ち」を指すんだ。「知れる」っていうのは、その人の振る舞いや言葉遣いを見て、その人がどんな環境で育ったかが推測できるっていう意味だよ。
実は、この表現はあんまりいい意味で使われないんだ。「お里が知れる」っていうときは、だいたい「その人が言ったことやしたことから、育ちが良くない家庭で育ったんだな」っていうことを指すことが多いんだ。だから、「お里」という丁寧な表現が使われているけど、それは皮肉っていうか、ちょっと軽蔑的な意味合いがあるんだよね。
「お里が知れる」の使い方
健太くんのお友達は、お坊ちゃま風でとても格好がいいわよね。
そうでしょう?彼は、お坊ちゃま育ちなんじゃないかってよく言われるんだよね。だけど、彼と食事をしたら、彼のお里が知れるってもんだよ。
そうなの?食事のマナーが悪いの?
うん。かなりひどいね。彼は正真正銘の中流家庭育ちの少年だよ。
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「お里が知れる」の例文
- そんないい服装をして、いい会社の重役に就いていても、その言葉づかいではお里が知れるね。
- 買い物をするときに、値段交渉をするなんて、お里が知れるというものだよ。
- 名前と価格だけでワインを選ぶようでは、お里が知れるというもので、ワインの真のおいしさを知らないからそんなことをするんだ。
- 付け焼刃でマナーを取得しても、何かの拍子にお里が知れることになるだろうと思っていたのに、彼女はパーティーが終わるまで完璧にふるまったのだった。
- 朝からそんなものを食べるなんて、お里が知れるわねえ。