「鬼気迫る」の意味
【慣用句】
鬼気迫る
【読み方】
ききせまる
【意味】
非常に恐ろしい気配が身に迫ってくるように感じられる。「鬼気」は、この世のものとは思われない恐ろしい気配。
「鬼気迫る」という表現は、真剣さがあまりにも強いために、それが恐ろしさを感じさせるほどの様子を描写する言葉なんだよ。
つまり、ものすごく本気で、それがちょっと恐ろしいほどの人の様子を言うんやな。
めちゃくちゃ真剣で、それがちょっとビビるほどに伝わってくるってわけやな。
【スポンサーリンク】
「鬼気迫る」の解説
カンタン!解説
「鬼気迫る」という表現は、非常に強烈なエネルギーや感情、熱意が感じられるような状況や人物を表す言葉だよ。
たとえば、あるゲームや試合で、選手が全力を尽くして戦っている様子や、アーティストが一生懸命にパフォーマンスをする様子などを指すことが多いんだ。
「鬼気」というのは、恐ろしいほどの力やエネルギーがあるかのような、そんな強烈な感じを伝える言葉だね。「迫る」とは、その強烈な感じがまるで自分に迫ってくるかのように感じられる、そんな意味があるよ。
だから、「鬼気迫る」というのは、「まるで鬼が迫ってくるような、恐ろしいほどの熱意や真剣さが感じられる」っていう意味になるんだよ。
「鬼気迫る」の使い方
健太くん。普段は学校では、眠そうな、のほほんとした顔をしているのに、今日は鬼気迫る顔をしているわね。
そりゃあそうだよ。今日は年に一度の運動会。絶対に赤組が勝つんだ。
その鬼気迫る感じを授業中にも見てみたいものだわ。
毎日運動会で、授業が年に一回だったら鬼気迫る様子で授業を受けるかもしれないよ。
【スポンサーリンク】
「鬼気迫る」の例文
- その顔は、いつも穏やかな彼からは考えられないほど鬼気迫るものがあった。
- 図書館の自習室では、受験生らしき学生が大勢、鬼気迫る様子で勉強に励んでいた。
- 彼は、もう三年生で、部活から引退する年になったので、優勝に掛ける思いは鬼気迫るものがあった。
- 小説を書いているときの彼の背中は、鬼気迫るものがあるので、小説を書くことが彼にとって苦しみでもあり、喜びでもあるのだろう。
- その映画の主人公を演じた俳優の鬼気迫る演技が好評で、いくつもの賞を取った。
- 鬼気迫る表情で、母がだめと言ったので、私は、言うことをきかざるを得なかった。