「綺羅星の如く」の意味(語源由来・類義語)
【慣用句】
綺羅星の如く
元々は「綺羅、星の如く」で読み方は「きら、ほしのごとく」。「綺羅星(きらぼし)」と一語扱いにするのは本来は誤り。
【読み方】
きら、ほしのごとく
【意味】
地位の高い人や立派な人が多く並ぶ様子のたとえ。
つまり、「たくさんのすごい人が一緒にいる」ってことやな。夜空に輝く星のように、すばらしい人たちがゴロゴロいる状況を言うんやな。
これは、一杯のすごい人に囲まれてると、まるで星空を見てるような気分になるってことやな。
【語源由来】
「綺羅」には美しい衣服という意味があり、転じて外見が華やかなこと、 栄華をきわめることという意味から、地位の高い人が星の数のようにたくさんいるという意味。
【類義語】
綺羅星の如し(きら、ほしのごとし)
【スポンサーリンク】
「綺羅星の如く」の解説
カンタン!解説
「綺羅星の如く」っていう表現は、立派な人がたくさん並んでいる、っていう意味なんだよ。
「綺羅」っていうのは、きれいな服を指す言葉だよ。だからここでは、「綺羅」は見た目がすごく華やかで豪華なこと、またはすごく立派なことを意味しているんだ。
そして「星の如く」は、星がたくさん輝いている様子を表しているんだよ。だから、「綺羅星の如く」っていうのは、地位が高い、立派な人が星のようにたくさん並んでいる、つまり、すごくたくさんのすごい人たちが一緒にいる、っていう意味なんだよ。
例えば、ある特別なイベントやパーティーで、たくさんの有名人や成功者たちが集まっているとき、その光景は「綺羅星の如く」って言えるね。みんなが自分の分野で成功を収めて、まるで夜空に輝く星のように立派に見えるからだよ。
「綺羅星の如く」の使い方
昨日、お父さんの会社のパーティに行ってきたんだけど、私でも聞いたことがあるような政財界の有名な人たちが、綺羅星の如く並んでいたわ。
へえ。それはすごいね。ごちそうもすごいメニューなんだろうね。
それはもう、すごかったわ。カタカナばかりで、長い名前のメニューだったからあんまり覚えていないわ。
それは、羨ましいけれども、僕が行ったら、気を使い過ぎて疲れて、食べた気がしないだろうな。
【スポンサーリンク】
「綺羅星の如く」の例文
- 真ん中に所長がいて、その左右には綺羅星の如く将校達が並んでいた。
- 彼は日本でトップクラスのエリート官僚が綺羅星の如く群れている省内でも、際立って優秀な存在である。
- あの頃の週刊漫画雑誌は、綺羅星の如く、漫画界の伝説となりつつある作品の数々が同時に連載されていた。
- 綺羅星の如く美しく着飾ったご婦人たちが集まっている。
- 病院長や、駅前のビルの社長や市長等、市内のお偉方が綺羅星の如くこの部屋に集まっている。
星空に輝く綺麗な星がたくさん並んでいるように、すばらしい人たちが一堂に会している様子を形容するんだ。