【慣用句】
綺羅星の如く
元々は「綺羅、星の如く」で読み方は「きら、ほしのごとく」。「綺羅星(きらぼし)」と一語扱いにするのは本来は誤り。
【読み方】
きら、ほしのごとく
【意味】
地位の高い人や立派な人が多く並ぶ様子のたとえ。
【由来】
「綺羅」には美しい衣服という意味があり、転じて外見が華やかなこと、 栄華をきわめることという意味から、地位の高い人が星の数のようにたくさんいるという意味。
【類義語】
綺羅星の如し(きら、ほしのごとし)
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「綺羅星の如く」の使い方

昨日、お父さんの会社のパーティに行ってきたんだけど、私でも聞いたことがあるような政財界の有名な人たちが、綺羅星の如く並んでいたわ。

へえ。それはすごいね。ごちそうもすごいメニューなんだろうね。

それはもう、すごかったわ。カタカナばかりで、長い名前のメニューだったからあんまり覚えていないわ。

それは、羨ましいけれども、僕が行ったら、気を使い過ぎて疲れて、食べた気がしないだろうな。
「綺羅星の如く」の例文
- 真ん中に所長がいて、その左右には綺羅星の如く将校達が並んでいた。
- 彼は日本でトップクラスのエリート官僚が綺羅星の如く群れている省内でも、際立って優秀な存在である。
- あの頃の週刊漫画雑誌は、綺羅星の如く、漫画界の伝説となりつつある作品の数々が同時に連載されていた。
- 綺羅星の如く美しく着飾ったご婦人たちが集まっている。
- 病院長や、駅前のビルの社長や市長等、市内のお偉方が綺羅星の如くこの部屋に集まっている。