「首が繋がる」の意味(類義語・対義語)
【慣用句】
首が繋がる
【読み方】
くびがつながる
【意味】
打ち首になるところを切られないですむことで、勤めなどをなんとか辞めなくてすむ。
「首が繋がる」という表現は、ぎりぎりのところで免職や解雇を逃れる、つまり仕事を続けることができるという意味があるんだよ。
つまり、「もうちょっとで解雇されてたけど、なんとかその危機を乗り越えた」ってことやな。危ない危ない、の状況から逃れて、仕事を続けられるという意味か。
これは、一時的な困難を乗り越えたときに使えそうな表現やな。
【類義語】
・首をつなぐ
【対義語】
・首が飛ぶ
・首になる
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「首が繋がる」の解説
カンタン!解説
「首が繋がる」っていうのは、危ないところだったけど、なんとか解雇や免職を免れて、仕事を続けられるっていう意味なんだよ。
「首」っていうのは、自分の命みたいなもの。「繋がる」は継続するっていう意味があるから、危なかったけど、何とかして難を逃れた、という状況を表すんだよ。また、昔は「打ち首」といって悪いことをした人が刑罰として首を切られたことがあるんだけど、それを免れる、っていうことからもきているんだよ。
例えば、テストで悪い点を取ってしまったけど、先生が見逃してくれた、っていう時にも使えるんだ。それはまるで、自分の「首」が「繋がった」みたいに、厳しい罰から逃れられた感じだよ。
だから、「首が繋がる」っていうのは、厳しい状況からなんとか逃れられた、っていう意味になるんだよ。
「首が繋がる」の使い方
昨日、父さんが電車の中で、痴漢の容疑をかけられて逮捕されたんだ。さらに、そのことが原因で会社を首になりそうになったんだよー。
ええっ。それで健太くんのお父さんはどうなったの?
目撃者の人が居て、父さんの無実が証明されたんだよ。それで、首が繋がったんだ。
運よく目撃者の人がいて、無事に無実を証明することができてよかったわよねえ。
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「首が繋がる」の例文
- 普段からお世話になっている上司の一言のおかげで、僕の首が繋がることになったのだった。
- 会社は破産寸前だったが、業績が回復し、全社員なんとか首が繋がった。
- 最初は負け試合が続いていたが、後半はチームの勝利が増え、何とか首が繋がり、もう一年、監督をすることが決まった。
- 今回は、なんとか首が繋がったが、次は注意しないと間違いなく首になるだろう。
- 顧客のおばあちゃんが、大口の契約を結んでくれたおかげで、僕の首は繋がったのだった。
- スキャンダルが続き、芸能事務所から解雇されそうになったが、今回は、厳重注意だけで首が繋がることになった。