「君君たり臣臣たり」の意味(出典)
【ことわざ】
君君たり臣臣たり
【読み方】
きみきみたりしんしんたり
【意味】
君主が道理をわきまえれば、臣下も道理をわきまえる。君主も臣下も各々の本分を尽くすことが、秩序や国の平和を守ることにつながるということ。
まさに、「自分の役割をちゃんと果たそう!」という思いが込められているんやね。それぞれの立場で、最善を尽くして生きることの大切さを伝えているわけや。
【出典】
「論語」
斉の景公が政治のことを孔子に尋ねたときに答えたことば。
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「君君たり臣臣たり」の解説
カンタン!解説
「君君たり臣臣たり」という言葉は、『論語』の中の「顔淵」の部分からきているんだよ。
この言葉は、主君はちゃんと主君の役割や責任に従って行動するべきで、同じように臣下も臣下としての役割や責任をきちんと果たすべき、という意味が込められているんだ。
簡単に言えば、みんなそれぞれが持っている役割や立場に応じて、しっかりとその責任を果たすことが大切だよ、っていうことを教えてくれているんだね。主君も臣下も、お互いにしっかりとした役割を持ち、その役割に応じた行動や態度をとることが大切だと、『論語』は伝えているんだ。
「君君たり臣臣たり」の使い方
君君たり臣臣たりというのに、首相は首相としてなすべきことをしていないようだね。
おかげで治安が悪化しているわね。
悪い意味で歴史に名を残しそうだ。
子孫がかわいそうね。
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「君君たり臣臣たり」の例文
- それぞれの立場でやるべきことをやる。君君たり臣臣たりを守るだけで国が治まる。
- 君君たり臣臣たりであれば、この会社はこうも業績が悪化することは無かっただろう。どこかで道をはずれてしまった。
- 社長として会社を守り、ひいては社員を守る。そうすれば、君君たり臣臣たりで社員は信頼の下、安心して責務を果たすことができる。
- 君君たり臣臣たりというが、道理をわきまえない非常識な人が増えこの国は乱れつつある。
- 国民には労働の義務があるので、働き本分を全うすることで君君たり臣臣たりとなる。
簡単に言えば、各々が自分の役目をちゃんと果たすことが大切だという考えを示しているんだ。