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【薄氷を踏む】の意味と使い方や例文(語源由来)

【慣用句】
薄氷を踏む

【読み方】
はくひょうをふむ

【意味】
とてもあぶなくてひやひやすること。あぶない場面におかれていること。

【語源由来】
「薄氷」は、うすい氷のこと。水面にはったうすい氷の上を歩くように、危険だということから。

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「薄氷を踏む」の使い方

健太
夏休み中は、この宿題が期限までに終わるだろうかと、毎日、薄氷を踏む思いだよ。
ともこ
毎年、そんなことをいっているわね。夏の暑さで薄氷はいつ溶けてもおかしくないんだから、早く終わらせないとだめでしょう。
健太
あはは。薄氷を踏むっていうか、いつも結局間に合わなくて薄氷を割って先生の怒りの中にドボンと落ちる感じなんだけどね。
ともこ
笑っている場合じゃなーい。今すぐやりなさーい。

「薄氷を踏む」の例文

  1. もう二度とあんな薄氷を踏む思いはしたくないものだ。
  2. 薄氷を踏むような試合だったので疲労困憊である。
  3. クラスの研究発表は中々意見がまとまらなくて、学級委員長のぼくは、発表会の日まで、薄氷を踏む思いだった。
  4. 被告人の死刑がかかっている弁護の仕事は、薄氷を踏む思いで取り組む。
  5. すぐに怒り、かんたんに人を辞めさせる彼のもとで働くことは薄氷を踏む思いである。
  6. 薄氷を踏むような毎日が終わり、ようやくほっとした。



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