「一人善く射れば百夫決拾す」の意味(語源由来)
【ことわざ】
一人善く射れば百夫決拾す
【読み方】
いちにんよくいればひゃっぷけっしゅうす
【意味】
一人の優秀な人物に多くの人々が刺激を受け奮起すること。
すごい人がいると、それが周りの人々にもいい影響を与えるんやな。スーパースターが現れたら、みんなもがんばろうと思うんやな。
【語源・由来】
「国語」より。一人が上手に矢を射ると、それを見た他の人々も弓矢を引く気持ちになり準備をすることから。
「一人善く射れば百夫決拾す」の解説
「一人善く射れば百夫決拾す」っていうことわざはね、一人がすごく上手に何かをやると、それを見た他の人たちも「俺もやってみよう!」って思って、その人を見習って頑張るようになるっていう意味だよ。
たとえばね、サッカーの試合で、一人の選手がすごいゴールを決めたら、それを見たチームメートは、「あのゴール、すごかった!俺もあんな風にできるように練習しなくちゃ!」って思うでしょ?それと同じようなことをこのことわざは教えているんだ。
「百夫」っていうのは、百人の人々、つまりたくさんの人々のことを指していて、「決拾」は弓を射るときに使う道具のことだよ。だから、「一人善く射れば百夫決拾す」っていうのは、一人が上手にやると、たくさんの人がそれに刺激を受けて自分も頑張ろうと思うっていうことなんだよね。
それで、自分が何かを頑張るときには、自分だけのためじゃなくて、周りの人にも良い影響を与えることができるっていうことを思い出してほしいな。
「一人善く射れば百夫決拾す」の使い方
「一人善く射れば百夫決拾す」の例文
- 彼女の動きは全員の動きをよくする。一人善く射れば百夫決拾すだ。
- 彼は、一人善く射れば百夫決拾するような偉大なリーダーだ。
- ともこちゃんの行動に大勢の人が刺激を受ける。彼女こそは一人善く射れば百夫決拾す、カリスマ経営者だ。
- みんなやる気をなくしかけていたが、健太くんが奮起したことで一人善く射れば百夫決拾すとなった。
- 一人善く射れば百夫決拾すとなるような部長がいたら、この部は変わるだろう。