【慣用句】
白羽の矢が立つ
【読み方】
しらはのやがたつ
【意味】
多くの人の中から特別に選び出されること。
よいことにも悪いことにも使われる。
【語源・由来】
人身御供を求める神が、その望む少女の家の屋根に人知れず白羽の矢を立てるという俗伝から。多くの人の中で、これぞと思う人が特に選び定められる。また、犠牲者になる。
【類義語】
・白羽の矢を立てる
【英語】
He was surrounded by foes.
The choice falls on some one.
「白羽の矢が立つ」の使い方

生徒会長の候補として、僕に白羽の矢が立ったんだ。

それはすごいね! みんなの中から選ばれたんだね。

うん。学校をもっと楽しくするために、どんなことができるか考えているんだ。

応援しているよ! 「白羽の矢が立つ」は、大事な役目に選ばれたときに使えるんだね。
「白羽の矢が立つ」の例文
- ピンチ・ヒッターとして僕に白羽の矢が立ったんだけど、急だったので大いに困った。
- 一年生の歓迎会の司会者として、話の上手な彼に白羽の矢が立った。
- 次のドラマで主演を務める人物として、新人俳優に白羽の矢が立った。
- 次の学級委員を選ぶとき、みんなの推薦で健太くんに白羽の矢が立った。
- 校外学習の案内役として、地域の歴史に詳しい先生に白羽の矢が立った。
「白羽の矢が立つ」の文学作品などの用例
妹は姉さんよりも遥かに美しかったので校長が大へん力を入れて、お聟さんを捜し、遂に某青年に白羽の矢が立って、いよいよ見あいする迄に事が進んだのだ。(小酒井不木の段梯子の恐怖より)
一口メモ
「白羽の矢が立つ」は、神へのいけにえに選ばれた人の家に、白い羽の付いた矢が立てられたという言い伝えから生まれた表現です。これは言葉の由来に関する伝承であり、すべての地域で実際に行われていたと断定できるものではありません。
もとは望ましくない役目に選ばれる意味がありましたが、今は生徒会長などに選ばれる場合にも、望まない役目を任される場合にも使います。「白羽の矢が当たる」ではなく、「白羽の矢が立つ」が一般的に正しい言い方です。




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