「人の空言は我が空言」の意味(類義語)
【ことわざ】
人の空言は我が空言
【読み方】
ひとのそらごとはわがそらごと
【意味】
人の話を受け売りしてほかの人に話すと、もしその話が嘘だった場合、自分が嘘をついたことになる。人の話を鵜呑みにして、簡単に人に話すべきではないということ。
そっか、要するに「人から聞いた話をそのまま言いふらすのは危ないで」ってことやな。それがもしウソやったら、結局ウソを広めたのは自分になるわけやからね。自分が確かめもせずに話したことが、ウソや誤解を拡散してしまうかもしれへんってことを、よう考えさせてくれる言葉やな。
情報はちゃんと自分の目で確かめてから話す、それが大事ってことやね。なんぼ今は情報が飛び交う時代やからこそ、このことわざ、めっちゃ重要やわ。
【類義語】
・人の嘘は我が嘘となる
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「人の空言は我が空言」の解説
カンタン!解説
「人の空言は我が空言」ということわざは、他の人が言ったことを確認もせずにそのまま他の人に話してしまうと、その情報が実は間違っていたり嘘だったりした時、まるで自分が嘘をついたかのようになってしまうって意味なんだよ。
たとえばね、誰かが「明日は学校休みだって」と言っているのを聞いて、それを確認もせずに友達に同じことを伝えたとしよう。でも実際には学校は休みじゃなかったら、自分も嘘を広めたことになってしまうんだね。
このことわざは、人から聞いた話や情報をそのまま他の人に話す前に、自分でしっかりと確かめることの大切さを教えてくれているんだ。間違った情報を広めないように気をつけるとともに、自分の言葉に責任を持つことの重要性も伝えているんだよ。
「人の空言は我が空言」の使い方
ねえ、聞いた?最近、校長が学校を辞めるっていう噂があるんだって。
人の空言は我が空言って言うから、噂をそのまま広めると嘘だった時に、健太くんが嘘を広めたことになるわよ。
確かにそうだ。確かなことがわかるまでは、その話は控えたほうがいいかもしれないね。
そうしよう。真実がわかるまでは、私たちも慎重にならないとね。
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「人の空言は我が空言」の例文
- 社内で上司に関する根も葉もない噂を耳にしたが、人の空言は我が空言と思い、その話を広めることは避けた。
- 彼はネット上の情報を鵜呑みにして友人に伝えたが、後にそれが全くの誤情報だと知り人の空言は我が空言の意味を痛感した。
- 最近、政治家のスキャンダルについての噂が飛び交っているが、人の空言は我が空言を肝に銘じて、確かな情報が出るまで静観することにしている。
- 新商品に関する否定的なレビューを見たが、自分で使ってみて初めてその評価が誤っていたことを理解し、人の空言は我が空言を思い出した。
- 友人から聞いた投資の話が魅力的に聞こえたが、人の空言は我が空言を考え、自分でしっかりとリサーチしてから行動に移すことにした。
つまり、他人の話を簡単に信じてそれを広めることの危険性について教えてくれているんだ。