「袖から手を出すも嫌い」の意味(語源由来)
【ことわざ】
袖から手を出すも嫌い
【読み方】
そでからてをだすもきらい
【意味】
とてもケチなこと。
これはほんまにけちけちしい人を表してるわ。ちょっとお金を出すのもイヤって、けちんぼさんやなあ。お金を使うときはケチケチせんと、ちゃんと使わなあかんで。
金を出すのはもちろん袖から手を出すのも嫌だということ。
「袖から手を出すも嫌い」の解説
「袖から手を出すも嫌い」ということわざは、非常にけちな、または極端に節約をする人の様子を表しているんだよ。この表現は、文字通りには「袖から手を出すことさえ嫌がる」という意味で、つまりお金を使うことはおろか、最も基本的な行動さえも惜しむほどの節約をすることを指しているんだね。
このことわざは、お金やリソースを極端に使わないようにする人の態度を風刺的に表現しているよ。たとえば、必要な時にお金を使わず、どんな小さな出費も避けるような極端な節約をする人のことを指しているんだ。
この言葉は、非常に節約を心がけることが逆に無駄や不合理さを生むことを示唆しているんだね。このことわざは、過度の節約がいかに非現実的であるか、または非効率的であるかを示しており、節約や経済的な行動を取る際にはバランスが必要であることを教えてくれるよ。この言葉は、節約と実用性の間の適切なバランスを見つけることの重要性を示しているんだ。
「袖から手を出すも嫌い」の使い方
「袖から手を出すも嫌い」の例文
- 袖から手を出すも嫌いな彼が、お賽銭箱に1万円をいれていた。
- 吝嗇家で、袖から手を出すも嫌いな彼が寄付金を出すとは思えない。
- 一擲千金な人と結婚すると大変だが、袖から手を出すも嫌いな人も困る。
- ケチで強欲で、彼はまさに袖から手を出すも嫌いな人である。
- あの人に出仕を頼んでも無駄だ。袖から手を出すも嫌いなので、有意義なことと感じても絶対に金は出さない。
お金を出すことはもちろん、袖から手を出すのも嫌なほどけちっぽいという意味が込められているんだよ。