【ことわざ】
年には勝てない
【読み方】
としにはかてない
【意味】
気持ちは若くとも、年のとった体はいうことを聞いてくれないということ。
【語源・由来】
若い頃は少しの無茶もその若さある体力で乗り越えることができた。しかし、いくら気持ちだけが昔のままであろうが、月日が立つごとに健康面や体力面などが若い頃に比べ低下することは自然の理である。そのため、人一倍若い気持ちを持とうが年には勝てないという思いが転じてきている。
【類義語】
・四十がったり五十肩
・寄る年波には勝てぬ
・弱るは老いの習い
【対義語】
–
【英語訳】
・Though I’m young at heart, my age is beginning to tell.
●Though I’m young at heart, my age is beginning to tell.
though ➡ …だけれども・…なつもりでも
young ➡ 若々しい・元気な
at heart ➡ 実際は
age ➡ 年・年齢
be beginning to tell ➡ ~には勝てない
直訳すると、「自分では元気なつもりでも年には勝てない。」になる。
though ➡ …だけれども・…なつもりでも
young ➡ 若々しい・元気な
at heart ➡ 実際は
age ➡ 年・年齢
be beginning to tell ➡ ~には勝てない
直訳すると、「自分では元気なつもりでも年には勝てない。」になる。
「年には勝てない」の使い方
昨日家族で遊園地に行ったんだ。
遊園地いいな。
それでさ、一番父さんがはしゃいじゃって、一番最初にダウンしたんだよ!自分の事何歳だと思っているんだか。年には勝てないっていうのに。
それぐらい、家族で一緒に遊んだことがうれしかったんだよ。
「年には勝てない」の例文
- 年には勝てないというもので、自分では10代の頃から変わらない気持ちでいたが、やはり体がついて行かない。
- 自分の子どもと遊ぶと、いつも体力の違いを感じる。まさに年には勝てないだ。
- 年には勝てないというが、日頃から体を鍛えている私には関係ない言葉である。
- 昔は何杯酒を飲もうと二日酔いにはならなかったのだが、年には勝てないというもので今では一滴も飲むことができない。