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【熨斗を付ける】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
熨斗を付ける

【読み方】
のしをつける

【意味】
人に物を差し上げるときなどに、喜んでする。転じて、厄介払いなどを喜んでする。

【語源・由来】
「熨斗」は方形の色紙を細長く、上が広く下の狭い六角形に折り、その中にのしあわび(後に紙で代用)を張り進物に添えるもの。自分に不要な物をもらってくれる人に対して使われることが多い。

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「熨斗を付ける」の使い方

健太
ともこちゃん。この古いおもちゃもらっていいの?
ともこ
いいわよ。熨斗を付けてあげるわ。ふう。これで片付けが終わるわ。
健太
本当に?このおもちゃ、欲しい人は十万円以上出すと思うよ。ありがとう!
ともこ
・・・えっ?そんなに価値があるものなの?・・・い、いいわよ。熨斗を付けてあげるわ。

「熨斗を付ける」の例文

  1. 情けをかけていただかなくても、私が何とかするので、この百万円は熨斗を付けてお返しします。
  2. こんな名ばかりの社長の地位なんて、熨斗を付けてお返ししますよ。
  3. 私から強引に奪い取ろうとしなくても、こんなもの熨斗を付けてお譲りしますよ。
  4. こんな古ぼけた茶碗がほしいなんて酔狂だね、熨斗を付けて君にあげるよ。
  5. 今さら返していただかなくても、熨斗を付けて差し上げますので、どうぞお受け取りください。