【ことわざ】
ぺんぺん草が生える
【読み方】
ぺんぺんぐさがはえる
【意味】
建物などが取り壊されて空地となり荒れ果てているさまのたとえ。
ぺんぺん草は、ナズナのこと。実が三味線のばちに似ていることからこう呼ばれる。
【語源・由来】
ナズナが普通に見られる雑草であることから。
【スポンサーリンク】
「ぺんぺん草が生える」の使い方
久しぶりに幼稚園に遊びにいったら、幼稚園が無くなっていてぺんぺん草が生えていたよ。
そうなのよ。子供が少なくなって、去年、閉園したそうなの。
自分の思い出の場所が無くなるって寂しいね。
そうね。でもしょうがないわよね。
「ぺんぺん草が生える」の例文
- かつては多くの家族でにぎわっていた遊園地だったのに、今ではぺんぺん草が生えている。
- その廃屋は、屋根にまでぺんぺん草が生えているような荒れっぷりでした。
- 再開発が中止になって、その土地は、何の整地作業もほどこされず徒らにぺんぺん草が生えるに任せているという有様でした。
- 祖父が入院してから、誰も庭を手入れしていないのでぺんぺん草が生えるがままになっています。
- その公園は、昼間だというのにだれも遊んでいる人はおらず、ぺんぺん草が生え、なんだか寂寥感が漂っていました。