【春宵一刻値千金】の意味と使い方や例文(出典・語源由来・類義語・英語訳)

【ことわざ】
春宵一刻値千金

【読み方】
しゅんしょういっこくあたいせんきん

【意味】
花は香り、月はおぼろな春の夜の一時は、まことに趣が深く、千金にも換えがたい。

【典拠・出典】
蘇軾「春夜」から。

【類義語】
・一刻千金

【英語訳】
a moment of time in a spring evening is worth a thousand pieces of gold

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「春宵一刻値千金」の使い方

ともこ
昨日ふと空を見上げたらね、月がおぼろな光をはなっていてとても静かだったの。授業で習った春宵一刻値千金って、こんな夜をいうのだろうなってぼんやりしていたの。
健太
へえ。そんなにぼんやりしていても宿題を忘れないで予習も復習もばっちりだなんてともこちゃんはすごいね。
ともこ
ええ。今の話が台無しじゃない。健太くんが気にするのはそこなの?
健太
・・・どこか、だめだったかな?

「春宵一刻値千金」の例文

  1. 春宵一刻値千金の時期となりました。ご家族の皆様はお元気でしょうか。
  2. 春のころ、会社の帰り道でふわっと良い風が吹いたので、疲れていたが、春宵一刻値千金だなと心地よくなった。
  3. 桜の下で、ぼんやりした空を見上げていると春宵一刻値千金が思い出され、人間って国境を越えても感じることは同じなんだなとしみじみ思った。
  4. 春宵一刻値千金、眠るのがもったいないくらいだが、明日に備えて寝るしかない。
  5. 春宵一刻値千金というが、あまりに気持ちの良い夜で、冬の寒さに縮こまっていたからだの隅々が伸びる思いだった。

まとめ

蘇軾は、高殿の宴会から意中の女性を連れて中庭に抜け出した。暑くも寒くもない、とてもいい気持ちの春の宵だ。 霞んだ月のおかげで回りからは見られる心配もないし、女性の髪の甘い匂いにうっとりする。先ほどまでの宴会も、いつのまにか終ったようだ。ふたりブランコで寄り添い、愛を語らいながら、ずっとこうしていたいなあ。という素敵な恋の句で、日本では春の夜の素晴らしさをあらわす句であるが、中国ではほとんどが男女の恋情をあらわすときに使われる。蘇軾はほかにも中華料理でブタのバラ肉を蒸した東坡肉(トンポーロー)を考案してその名を今に残している。

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