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【鷹は飢えても穂を摘まず】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

鷹は飢えても穂を摘まず

【ことわざ】
鷹は飢えても穂を摘まず

【読み方】
たかはうえてもほをつまず

【意味】
節操のある人は、どんなに貧窮したとしても、不正な金品を受け取ったりしないということ。
道義に外れるようなことは、断じてしないということ。

【語源・由来】
鷹は気位が高いので、どんなに飢えている時にも、人間の作った稲穂を食べないということから。

【類義語】
・渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず)
・武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)

【対義語】
・背に腹は代えられぬ(背に腹はかえられぬ)

【英語訳】
The eagle does not catch flies.
A goshawk beats not a bunting.

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「鷹は飢えても穂を摘まず」の使い方

健太
ともこちゃんは、この本を読んだことがあるかい?
ともこ
読んだわ。主人公はどんなに貧しい暮らしになったとしても、絶対に賄賂は受け取らなかったのよね。
健太
そうなんだよ。その強さに感動したんだ。
ともこ
鷹は飢えても穂を摘まずということよね。

「鷹は飢えても穂を摘まず」の例文

  1. 鷹は飢えても穂を摘まずというように、彼はどんなに貧しい生活をしたとしても、不正で手に入れたお金を使うことはしなかった。
  2. 彼女はコツコツ貯めていたお金を盗まれてしまって、しばらく生活に困っていたようだ。しかし、そのようなときでも拾った財布を交番へ届けていた。鷹は飢えても穂を摘まずということだろう。
  3. どうしてもお金が必要になり、母の財布に手を伸ばした。しかし、鷹は飢えても穂を摘まずということを思い出して、踏みとどまった。

まとめ

鷹は飢えても穂を摘まずというように、どんなに困窮したとしても、不正をしたり道義に外れたりするようなことはしたくないですね。
そのようなことにならないように、生活をしたいものですね。


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