「世間は張物」の意味とは?(類義語)
【ことわざ】
世間は張物
「世は張物」ともいう。
【読み方】
せけんははりもの
【意味】
世渡りには、ある程度の見栄も必要だということ。人は見栄を張って生きるものなので外見に騙されてはいけないという戒め。
「張物」は、芝居の大道具で木材を骨にして紙や布などを張ったもの。
【類義語】
・内裸でも外錦
・世間は飾り物
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「世間は張物」の使い方
芸能界は華やかな世界に見えるけど、自殺する人が多いわよね。
世間は張物っていうからね。内情は分からないよ。
不安定な仕事だし、プライベートがないし、心の平穏を保つのが大変そうね。
僕には無理だな。
「世間は張物」の例文
- 自分を大きく見せないとなめられてしまうので、世間は張物というようにある程度見栄を張るのも必要なことだ。
- 世間は張物だから、肩書や見た目に騙されないようにしなければいけない。
- 隣の芝生は青く見えるものだが、世間は張物だから、本当は羨ましく思うほどではないかもしれない。
- 人間は見栄っ張りで世間は張物だから、経歴詐称や学歴ロンダリングなんてよくある話だ。
- 世間は張物というので、SNSのきらびやかな投稿が真実だと思ってはいけないんだ。