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【瑠璃も玻璃も照らせば光る】の意味と使い方や例文(語源由来・英語訳)

瑠璃も玻璃も照らせば光る

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の意味(語源由来・英語訳)

意味

【ことわざ】
瑠璃も玻璃も照らせば光る

【読み方】
るりもはりもてらせばひかる

【意味】
すぐれた人物はどこにいても目立つということ。また、すぐれた才能や素質を持っている人は、機会を与えられるとその能力を発揮するというたとえ。

ことわざ博士
「瑠璃も玻璃も照らせば光る」ということわざは、すばらしい才能や素質を持った人は、どこにいてもその才能を発揮し、目立つという意味だよ。

また、そのような人がチャンスを得ると、その才能を十分に発揮することができるんだ。

助手ねこ
つまり、「才能ある人はどこにいても目立つ」ってことやな。それに、チャンスが与えられたら、その人は自分の能力を最大限に発揮するんやな。

すごい才能や素質を持った人は、光に照らされるときらきら輝くんやな。これは、自分の才能を信じて、チャンスを掴むことの大切さを教えてくれる言葉やな。

【語源由来】
「瑠璃」は青い宝石、「玻璃」は水晶という宝石で、照らせば美しく光り、たくさんの石ころの中にあってもすぐにわかるということから。

「江戸いろはがるた」のひとつ。

【英語訳】
The human being of the outstanding genius will be completed if it polishes.

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「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の解説

カンタン!解説
解説

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」っていう言葉は、色々なものがそれぞれの場所で光るっていう意味なんだよ。

瑠璃と玻璃っていうのは、どちらもすごくキレイで価値のある宝石のことを指しているんだ。瑠璃は青い宝石で、「ラピスラズリ」って呼ばれることもあるんだよ。一方、玻璃は透明な水晶のことだね。

でね、仏教のお経の一つで『無量寿経』(むりょうじゅきょう)っていうのがあるんだけど、その中に「七宝」(しっぽう)っていうのが出てくるの。七宝っていうのは、金、銀、瑠璃、玻璃、硨磲(しゃこ)、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)の7つの貴重なもののことを指すんだよね。

そして、このことわざの「瑠璃も玻璃も照らせば光る」っていうのは、これらの宝石を照らせば、どちらも美しく輝くということから来ているんだ。それを例えて、人も自分の才能や特長を照らすチャンスがあれば、それぞれが自分らしく輝くことができるという意味になっているんだよ。

さらに、このことわざは、かるた遊びで使われる『江戸いろはかるた』の一つでもあるんだ。だから、日本の古い遊びを通じて、この大切な教えが人々に伝えられてきたんだよ。

「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の使い方

健太
ともこちゃんのピアノの演奏は、とてもすばらしいと思うよ。
ともこ
褒めてくれてありがとう。
健太
ぼくは音楽のことはよくわからないけど、それでも感動するんだ。瑠璃も玻璃も照らせば光るものだから、専門家が聞いたら、すぐに才能に気づくよ。
ともこ
そんな風に言ってくれて、とてもうれしいわ。
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「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の例文

例文
  1. 瑠璃も玻璃も照らせば光るもので、優秀な人というものは目立つものだ。
  2. 彼に営業を担当させたら、すぐに大きな契約を取ってきた。瑠璃も玻璃も照らせば光るということだ。
  3. 瑠璃も玻璃も照らせば光るというけれど、彼女の才能はすぐに審査員の目に止まるだろう。