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【骨折り損の草臥れ儲け】の意味と使い方や例文!英語で言うと?(類義語・語源由来)

骨折り損の草臥れ儲け

「骨折り損の草臥れ儲け」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
骨折り損の草臥れ儲け

【読み方】
ほねおりぞんのくたびれもうけ

【意味】
苦労したにも関わらず、なんの利益もなくくたびれて疲労だけが残るということ。

ことわざ博士
「骨折り損の草臥れ儲け」ということわざは、労力を使った割には利益が得られず、ただ疲れただけで結果が出ない状況を表しているんだよ。
助手ねこ
つまり、「働きまくったのに、結果が出てない」ってことやな。なんやかんやと頑張ったけど、得るものがなくて、ただくたびれてしまったってこと。

これは、努力したら結果が出るとは限らへんってことを教えてくれるんやな。

【語源由来】
「江戸いろはかるた」のひとつ。

骨を折った分だけ損をして、疲れだけが残ってしまうという意味から。

【類義語】
・労して功なし(ろうしてこうなし)

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「骨折り損の草臥れ儲け」の解説

カンタン!解説
解説

「骨折り損の草臥れ儲け」っていうことわざは、とっても頑張って努力するけど、結果としては何も得られなくて、ただ疲れるだけっていう意味なんだよ。

「骨を折る」っていうのは、文字通り骨を折るわけじゃなくて、一生懸命に働く、努力するっていう意味だよ。でも、その努力が報われずに、結果として何も得られないのが「骨折り損」なんだよね。「草臥れ儲け」っていうのは、ただくたくたに疲れるだけっていうこと。

例えばね、一生懸命に勉強してテストに挑んだけど、結果はいまいちで、ただ疲れただけ。そんな時にこのことわざを使うんだ。

これは、江戸時代のいろはかるたの一つで、当時の人々の生活の中から生まれた言葉だよ。いろはかるたとは、江戸時代に流行ったかるたの一種で、日常の生活や人間の心情を詠んだ歌が書かれているんだ。だから、「骨折り損の草臥れ儲け」も、当時の人々の生活から生まれたことわざなんだよね。

「骨折り損の草臥れ儲け」の使い方

健太
隣町のおもちゃ屋さんへ行けば、レアカードが貰えると聞いて、友だちと自転車で行ってきたんだ。
ともこ
それは遠かったでしょ。レアカードは貰えたの?
健太
それが、レアカードなんて配っていないどころか、近所のおもちゃ屋さんで置いてあるグッズしかなかったんだ。
ともこ
骨折り損の草臥れ儲けだったのね。
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「骨折り損の草臥れ儲け」の例文

例文
  1. 節約のために、一円でも安いスーパーを順番にまわって買い物をしたけれど、どの商品も近所のスーパーの特売と同じ値段だったようだ。骨折り損の草臥れ儲けに終わってしまった。
  2. とてもきれいな夕陽が見られると聞いて、電車を乗り継いでやっと到着したけれど、大雨で夕陽なんて見られなかった。骨折り損の草臥れ儲けだ。
  3. 娘が欲しいというから、慣れない手芸をしてバッグを作ったけれど、やっぱり市販の方がいいと一度も使わなかった。骨折り損の草臥れ儲けだった。

「骨折り損の草臥れ儲け」を英語で言うと?

英語のことわざ

「骨折り損の草臥れ儲け」の英語表現をご紹介します。

※英語の声:音読さん

My effort turned out to be nothing but pain.

  • 直訳:努力の報いは苦痛以外の何物でもなかった。
  • 意味:苦労しても疲れるだけで、少しも成果が上がらない。
  • 用語:effort:努力 / turn out:〜の結果になる / pain:痛み

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