【盲亀の浮木】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
盲亀の浮木

【読み方】
もうきのふぼく

【意味】
会うことがきわめて難しいたとえ。めったにないこと。

【語源・由来】
「雑阿含経」より。大海の底にすみ、百年に一度だけ海面に出てくる目の見えない老海亀が、海面に浮かぶ一本の木に出会い、その木にあいている穴に入ることは簡単ではないという、仏教の説話から。もとは、仏または仏教の教えにめぐり合うことは、非常に難しいことをいったもの。

【類義語】
・一眼の亀浮木に逢う
・千載一遇

【対義語】

【英語訳】
unlikely event
rare occurrence

「盲亀の浮木」の使い方

ともこ
健太くんがこの世に生まれたことは盲亀の浮木ね。
健太
そうだね。すごい確率で、父さんと母さんが生まれ、またすごい確率で、出会い僕が生まれた。おじいちゃんまでさかのぼっただけでも天文学的な数値になりそうだよ。
ともこ
そして、今、天文学的数値の確率の結果、ここで私と話をしている。
健太
自分は大したことのない人間だと思っていたけど、なんだかすごいことだと思えてきたよ。生きているってありがたいことなんだね。

「盲亀の浮木」の例文

  1. 君がこの大学を選ばなかったら、ここで僕と出会っていないんだから盲亀の浮木だと思わないか?
  2. 今日は何気なくこの道を選んだだけなのに、こんなところであなたと会うなんて、盲亀の浮木のようだね。
  3. 同じ時間帯に、同じ本屋にきて、同じ本を手に取って再会するなんて、盲亀の浮木みたいな確率だね。
  4. この駅は毎日使っているから、ここで君と会っても盲亀の浮木だとは思わないな。
  5. こんな大都会の真ん中のカフェで、隣の席が君だったなんて盲亀の浮木のようにすごいことだよ。
  6. あの先生に出会えて、教えてもらうことができたことは盲亀の浮木のようにすごいことで、ありがたいことだった。

まとめ

釈尊が「たとえば大海の底に1匹の盲亀がいて100年に1度、波の上に浮かび上がるのだ。ところがその海に1本の浮木が流れていて、その木の真ん中に1つの穴がある。100年に1度浮かぶこの亀が、ちょうどこの浮木の穴から頭を出すことが1度でもあるだろうか」と尋ねられた。阿難という弟子は「そんなことはほとんど考えられません」と答えると、釈尊は「誰でも、そんなことは全くあり得ないと思うだろう。しかし、全くないとは言い切れぬ。人間に生まれるということは、今の例えよりも更にありえぬ難いことなのだ」とおっしゃった。という仏教の教えから来た言葉である。盲亀の浮木のようにありえない確率で生まれてきた命が、一つでも多くの幸せに出会い生きていくことができますように。

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