「赤手を以て江河を障う」の意味とは?(出典・語源由来・類義語)
【ことわざ】
赤手を以て江河を障う
【読み方】
せきしゅをもってこうがをささう
【意味】
不可能なこと。自分一人の力で大きなことをすること。
「赤手」は、素手。「江河」は、大きな川。長江と黄河。
【出典】「庾信」-「擬連珠」
【語源・由来】
素手で大河の流れをせき止めるという意から。
【類義語】
・一簣を以て江西を障う
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「赤手を以て江河を障う」の使い方
僕の手でこの国を変えるぞ。
赤手を以て江河を障うようなものね。
やる気がそがれるようなことを言わないでよ。
だって事実ですもの。不可能よ。
「赤手を以て江河を障う」の例文
- 歯の再生は、長い間赤手を以て江河を障うごとしだった。
- 独力で宇宙に行くのは赤手を以て江河を障うようなものだった。みんなの協力があったから実現できた。
- 僕だけであの大国の侵攻を食い止めるのは、赤手を以て江河を障うのと同じだった。
- 祈りの力は皆さんが思うよりすごいものなのだが、僕一人の祈りでは赤手を以て江河を障うごとし。大勢の祈りがないと無理だ。
- 君だけでは赤手を以て江河を障うようなものだから、協力者を募ろう。