【月に叢雲花に風】の意味と使い方の例文(類義語・語源由来・英語訳)

【ことわざ】

月に叢雲花に風

【読み方】

つきにむらくもはなにかぜ

【意味】

とかくよい事には邪魔が入りやすく、なかなか長続きしにくいという事。思うようにはいかないという事。差し障りが多い事。

【語源・由来】

名月の夜には、雲がかかりがちでせっかくの月は見えにくく、満開に花が咲けばそこに風が吹き、花を散らしてしまいがちだという事から。

【類義語】
・好事魔多し
・寸善尺魔
・花に嵐
・花発いて風雨多し
・そうは問屋がおろさない

【英語訳】
・Roses have thorns.

「二つの物事の相性が悪い」という意味で使うのは誤りなので、注意が必要です。
「叢雲」は「群雲」とも書き、群がり集まった雲のことをいいます。
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「月に叢雲花に風」の使い方

健太
今日で2学期も終わりだね。今学期の成績はどうだった?
ともこ
国数英社理、テストも宿題も頑張ったおかげでそこそこ良かったよ。君はどう?
健太
それが、せっかくテストは全て満点で絶好調だったのに、高熱を出してしまってね。宿題を指定日に提出できなかったから、大幅に減点されたんだ。
ともこ
それは災難だったね。まさに月に叢雲花に風だね。

「月に叢雲花に風」の例文

  1. 公私ともに絶好調だった彼が、このタイミングで事故に遭ってしまったらしい。月に叢雲花に風である。
  2. せっかく楽しみにしていた沖縄旅行であったが、終止雨が降りしきりで月に叢雲花に風であった。
  3. 二人の門出を祝う結婚式も明日に迫っているというのに、昔の恋人から邪魔が入るなんて月に叢雲花に風だ。
  4. 月に叢雲花に風と言わんばかりに、明日は修学旅行なのに、インフルエンザになってしまった。
江戸前期の浮世草子作者、西村市郎右衛門の著書「好色三代男」に「思ふこと叶はねばこそ浮世、月に叢雲花に風」という記述があります。彼は一時期、「好色一代男」を著した井原西鶴と対抗し、文学史上〈西村本〉と呼ばれることもありましたが,西鶴には遠く及ばなかったとされています。
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