「家の中の盗人は捕まらぬ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
家の中の盗人は捕まらぬ
【読み方】
うちのなかのぬすびとはつかまらぬ
【意味】
身近なことほど意外とわからないということ。
目の前のことに鈍感になりがちで、自分の家の中に盗人がいるのにも気づかずにしまうってわけや。まぁ、目の前のことにもっと注意しようっていう教訓やな。
【語源・由来】
家の中では用心することもないので、家の中にいる盗人に気が付かず捕らえられない意から。
【類義語】
・灯台下暗し
「家の中の盗人は捕まらぬ」の解説
「家の中の盗人は捕まらぬ」っていうことわざは、自分が一番よく知っていると思っていること、身近なことほど、意外と見逃してしまったり、理解できていなかったりすることを教えてくれるんだよ。
例えばね、自分の家族や親しい友達のことをよく知っていると思っていても、その人が抱えている悩みや感じている気持ちに気づけないことがあるんだよ。それは、自分がその人をよく知っていると思っていて、それが逆にその人を理解するのを難しくしてしまっているからなんだ。
「家の中の盗人」っていうのは、自分の家の中にいる盗人のことを指していて、「捕まらぬ」っていうのは、その盗人を捕まえられないっていう意味だよ。だから、「家の中の盗人は捕まらぬ」っていうことわざは、身近なことほど見逃しやすい、理解しにくいっていうことを表しているんだよ。自分が一番理解していると思っていることほど、注意深く見てみることが大切なんだね。
「家の中の盗人は捕まらぬ」の使い方
「家の中の盗人は捕まらぬ」の例文
- 身近な人の魅力には気が付かないものだ。家の中の盗人は捕まらぬといわれる。
- 灯台下暗しとか家の中の盗人は捕まらぬとかいうが、近くのことほど見落とすものだ。
- 近くにいる家族の気持ちほどわからないが、家の中の盗人は捕まらぬだな。
- 家の中の盗人は捕まらぬというから、距離を置いて客観視するとわかってくることもある。
- この会社の何が問題かわからん。家の中の盗人は捕まらぬだから、第三者機関に判断してもらう。