当サイトに収録している、「顔」が入っている慣用句・ことわざを集めました。
体の部分が入っている慣用句は、体の一部を使った慣用句・ことわざをご覧ください。
『体』のことわざ・慣用句クイズ問題は体のことわざ・慣用句クイズ100問をご覧ください。
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「顔」に関する慣用句・ことわざ一覧
何食わぬ顔(なにくわぬかお)
知っているのに何も知らないような顔つき。そしらぬ顔。
面の皮が厚い(つらのかわがあつい)
恥を感じない。ずうずうしい。
血相を変える(けっそうをかえる)
怒ったり驚いたりして、顔色を変える。感情が大きく動くさまをいう。
顔色無し(がんしょくなし)
驚きや恐れのために顔色が青くなる。すっかり相手に圧倒される。
顔を汚す(かおをよごす)
面目を失わせる。顔に泥を塗る。
顔を繋ぐ(かおをつなぐ)
①忘れられないように、出席しておく。
②知らない人どうしを、引き合わせる。
顔を出す(かおをだす)
①会合などに出席する。
②姿を現す。
顔をしかめる(かおをしかめる)
不快などから表情をゆがめる。眉のあたりや額にしわを寄せて、渋い顔をする。
顔を貸す(かおをかす)
頼まれて人に会ったり、人前に出たりすること。
顔を売る(かおをうる)
世間に広く名前を知ってもらおうとする。「売る」は、ここでは広く知らせるようにする意味。
浮かぬ顔(うかぬかお)
心配事があり、晴れ晴れしない顔つき。
色をなす(いろをなす)
非常に激しく怒ること。「色」は顔色。怒りで顔色を変えるという意味から。
好い顔をしない(いいかおをしない)
不愉快な気分を顔に出す。応対が好意的でない。
仏頂面(ぶっちょうづら)
不愛想な顔つき。不機嫌なふくれた顔つき。ふくれっつら。
相好を崩す(そうごうをくずす)
喜んで顔をにこにこさせる。
涼しい顔(すずしいかお)
何のかかわりもないような、そしらぬ顔。
顔を潰す(かおをつぶす)
面目を失わせる。名誉を傷つける。
顔を立てる(かおをたてる)
名誉などが保たれるようにする。
顔が立つ(かおがたつ)
対面が保たれる。
合わせる顔がない(あわせるかおがない)
面目なくて、その人に会いに行けない。その人の前に出られない。
顔向けできない(かおむけできない)
面目を失い、直面できないほど恥じ入る様子。
顔を曇らせる(かおをくもらせる)
心配そうな、又は悲しそうな表情をすること。
顔に泥を塗る(かおにどろをぬる)
その人の言動で他人の体面を汚すこと。恥をかかせること。
顔から火が出る(かおからひがでる)
恥ずかしくて顔が真っ赤になる様子。
顔が広い(かおがひろい)
交際範囲が広く、多方面に知人があること。
顔が揃う(かおがそろう)
集まるべき人が全部集まっていること。
顔が潰れ(かおがつぶれる)
面目が失われる。名誉を失う。
顔が売れる(かおがうれる)
有名になる。広く知られている。
顔色をうかがう(かおいろをうかがう)
心の動きがあらわれた顔のようすを気にする。機嫌を気にする。
顔が利く(かおがきく)
名が知られていて便宜を図ってもらえること。