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【預かり物は半分の主】の意味と使い方や例文(類義語・英語)

預かり物は半分の主

「預かり物は半分の主」の意味(類義語・英語)

意味【ことわざ】
預かり物は半分の主

【読み方】
あずかりものははんぶんのぬし

【意味】
人から預かった物は、半分は自分の物だと思ってもよい。

ことわざ博士
「預かり物は半分の主」という言葉は、他人から長期間物を預かると、その物に対してある程度の所有権を主張できるという意味があるんだ。
助手ねこ
なるほどな。つまり、「他人からの預かり物は、半分自分のものと思ってもええ」ってことやな。

長く預かってると、その物に対して自分なりの所有感がわいてくるんやな。ただ、これはあくまで感じるもので、本当に自分のものになるわけではないんやろな。それをわかった上で、物を大切に扱わなあかんってことやな。

【類義語】
・拾い主は半分
・預かり半分
・預かり半分の主
・預かる物は半分の主

【英語】
Possession is worth an ill charter.(占有は不完全な証文ほどの価値はある)

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「預かり物は半分の主」の解説

カンタン!解説
解説

「預かり物は半分の主」っていうことわざはね、人から何かを長い間預かっていると、その半分くらいは自分のものだと考えてもいい、っていう意味なんだよ。

例えばね、友達から借りたビデオゲームをずっと預かっていると、そのゲームがもう自分のものみたいに感じることがあるよね。それを「預かり物は半分の主」と言うんだ。

だけどね、これを聞いて、預かったものを勝手に自分の物にしちゃっていいと思うのは間違いだよ。本当に大切なのは、人から預かったものは、ちゃんと元の主に返すこと。それが本当の信頼関係を築くために大切なことなんだよね。

「預かり物は半分の主」の使い方

健太
荷物を預かってるんだけど、持ち主が行方不明なんだ。
ともこ
それじゃあ返すに返せないわね。
健太
預かり物は半分の主っていうからもらっていいかな。
ともこ
持ち主も捨てられるよりは使ってもらった方が良いでしょうしね。
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「預かり物は半分の主」の例文

例文
  1. 預かり物は半分の主というから文句は言えないが、預けて管理を任せた別荘を好き勝手使われ傷つけられた。
  2. 僕の土地の貸倉庫に預かっている品は、預かり物は半分の主というから僕の物でもあるってことだね。
  3. ペットの子猫を預かったのだが、預かり物は半分の主なんだから、僕が飼っても良いわけだ。
  4. 預かり物は半分の主というなら、荷物を預かって配達する宅配便業者は荷物の持ち主になるな。
  5. 銀行に預けた預金も、預かり物は半分の主、銀行のものでもあるということか。

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