【ことわざ】
鳩が豆鉄砲を食ったよう
【読み方】
はとがまめでっぽうをくったよう
【意味】
突然の出来事に驚いて、あっけにとられてきょとんとしている様子のたとえ。
「食う」とは、こうむる、食らうの意味なので、「食べる」ということではない。
【語源・由来】
まるで鳩が豆鉄砲で撃たれてびっくりしているようだということから。「豆鉄砲」とは、豆を弾として撃つ、竹でできた小さいおもちゃの鉄砲。
【類義語】
・鳩に豆鉄砲
【英語訳】
Like a (dying) duck in thunder (or a thunderstorm).
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「鳩が豆鉄砲を食ったよう」の使い方
ともこちゃん、一緒にいるその男の人は誰なんだい?
あら、健太くん鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしているけれど、どうしたの?
私の恋人よ。
私の恋人よ。
だ、だって、ともこちゃんに恋人がいるなんて、知らなかったよ。
健太くんはまだ知らなかったのね。
「鳩が豆鉄砲を食ったよう」の例文
- 上司に急に怒鳴られた彼は、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていた。
- サプライズパーティーに驚いた彼女は、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていてとても微笑ましかった。
- 電話を受けた途端に、彼女は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていたけれど、ものすごい剣幕のクレームの電話だったらしい。
- 彼はどうやら後輩に彼氏がいないと思っていたようで、思いを寄せていたけれど、実は結婚していると聞いて鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていた。
- 鳩が豆鉄砲を食ったような顔で驚く様子を見て、みんなが笑った。
まとめ
思いがけないことに遭遇したり、驚いたときには、誰でも鳩が豆鉄砲を食ったようになってしまうのではないでしょうか。
驚いて悲しい思いをしてしまうことよりも、うれしい驚きがたくさんあると幸せですね。