「ことわざ・慣用句」のLINEスタンプ発売中♪

【鳩が豆鉄砲を食ったよう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

鳩が豆鉄砲を食ったよう

【ことわざ】
鳩が豆鉄砲を食ったよう

【読み方】
はとがまめでっぽうをくったよう

【意味】
突然の出来事に驚いて、あっけにとられてきょとんとしている様子のたとえ。

「食う」とは、こうむる、食らうの意味なので、「食べる」ということではない。

【語源・由来】
まるで鳩が豆鉄砲で撃たれてびっくりしているようだということから。「豆鉄砲」とは、豆を弾として撃つ、竹でできた小さいおもちゃの鉄砲。

【類義語】
・鳩に豆鉄砲

【英語訳】
Like a (dying) duck in thunder (or a thunderstorm).

【スポンサーリンク】

「鳩が豆鉄砲を食ったよう」の使い方

健太
ともこちゃん、一緒にいるその男の人は誰なんだい?
ともこ
あら、健太くん鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしているけれど、どうしたの?
私の恋人よ。
健太
だ、だって、ともこちゃんに恋人がいるなんて、知らなかったよ。
ともこ
健太くんはまだ知らなかったのね。

「鳩が豆鉄砲を食ったよう」の例文

  1. 上司に急に怒鳴られた彼は、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていた。
  2. サプライズパーティーに驚いた彼女は、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていてとても微笑ましかった。
  3. 電話を受けた途端に、彼女は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていたけれど、ものすごい剣幕のクレームの電話だったらしい。
  4. 彼はどうやら後輩に彼氏がいないと思っていたようで、思いを寄せていたけれど、実は結婚していると聞いて鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていた。
  5. 鳩が豆鉄砲を食ったような顔で驚く様子を見て、みんなが笑った。
【スポンサーリンク】

「鳩が豆鉄砲を食ったよう」を深掘り

深掘り

「鳩が豆鉄砲を食ったよう」ということわざは、突然の出来事や驚きを示す言葉です。

かつての『小学唱歌』(明治44年)に「ぽっぽっ ぽ、鳩ぽっぽ、豆がほしいか、そらやるぞ」という歌詞がありました。

これは、鳩(ハト)がマメを好物としていることを示しています。鳩はマメが大好きなため、豆鉄砲で発射されるマメのようなものが飛んでくると、驚いて目を丸くすることから、この表現が生まれました。

豆鉄砲とは、子供のおもちゃで、手作りのものでした。竹筒に溝をあけ、その弾力を利用してマメ粒を発射する仕組みになっていました。江戸時代中期の玩具画集『江都二色えどにしき』にも、この豆鉄砲が描かれており、昔から子供たちが楽しんでいたものであることがわかります。

子供たちの遊びとして、さまざまな仕組みの鉄砲玩具が存在していました。例えば、杉鉄砲とは、細い竹の管に杉の芽や紙つぶてを詰め、空気の反発力で発射する玩具でした。また、山吹鉄砲は、ヤマブキの茎の管を使用し、紙つぶてを発射するものでした。

明治以後、玩具の商品化や金属製の玩具の普及により、これらの竹製のおもちゃは少なくなり、現代のモデルガンなどに取って代わられました。

なお、女の子の遊びとして、マメ、特にアズキを使用した「お手玉」という遊びも存在していました。お手玉は、布で袋を作り、中にアズキや他の実を詰め、手で投げて遊ぶもので、日本の歴史においても古くから親しまれていました。

このように、「鳩が豆鉄砲を食ったよう」ということわざは、鳩の驚きの様子と、子供たちの遊びである豆鉄砲との関連から生まれたものであることが理解できます。

参考文献
植物ことわざ事典 | 足田 輝一


ことわざ・慣用句のLINEスタンプ発売中♪

「ことわざ・慣用句の百科事典」で使用している、当サイトのオリジナルイラスト素材が、LINEスタンプとしてついに発売開始されました。

意味を考えながらLINEスタンプを繰り返し使うことで、楽しくことわざや慣用句を覚えることができますよ♪