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故事成語一覧

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「あ」から始まる故事成語

「あ」:71語を掲載しています。

愛、屋烏に及ぶあい、おくうにおよぶ人を愛すると、その人に関係するものまで好ましく思うことのたとえ。
愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来たるあいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる人に愛情や思いやりを向け、幸福をもたらす行いをすれば、それがめぐって自分にも返ってくるということ。
愛多き者は即ち法立たずあいおおきものはすなわちほうたたず上に立つ者が情けをかけすぎると、下の者がそれに甘え、法やきまりが守られなくなるということ。 「愛多き者は即ち法立たず」の故事 「愛多き者は即ち法立たず」は、中国の戦国時代末期の思想家・韓非に結びつく『韓非子(かんぴし)』に出てくる「愛多者則法不立」を、日本語で…
愛多ければ憎しみ至るあいおおければにくしみいたる度を越した愛情や特別なかわいがりを受けると、ほかの人のねたみや憎しみを招くこと。 「愛多ければ憎しみ至る」の故事 「愛多ければ憎しみ至る」のもととなる文は、中国の書物『亢倉子(こうそうし)』の「用道篇第二」にある「恩甚則怨生、愛多則憎至」です。「恩が深すぎれば…
愛して而も其悪を知り、憎みて而も其善を知るあいしてしかもそのあくをしり、にくみてしかもそのぜんをしる愛する相手の欠点も見逃さず、憎む相手の長所も認めること。好き嫌いに偏らず、人を公平に判断する戒め。
愛は憎しみの始めなりあいはにくしみのはじめなり愛する心は、行き過ぎたり、相手への思いが裏切られたりすると、憎しみを生むもとにもなりうるという戒め。
敢えて後れたるに非ず、馬進まざればなりあえておくれたるにあらず、うますすまざればなり自分が大きな働きをしても、それを手柄として誇らず、へりくだって振る舞うことのたとえ。 「敢えて後れたるに非ず、馬進まざればなり」の故事 この言葉は、中国の古典『論語(ろんご)』の「雍也」に記された、魯(ろ)の大夫である孟之反(もうしはん)の振る舞いに基づくもの…
敢えて主とならずして客となるあえてしゅとならずしてきゃくとなる自分から争いを起こして主導しようとせず、相手の動きに応じて慎重に構えること。特に、争いではむやみに前へ出ない態度をいう。
敢えて天下の先とならずあえててんかのさきとならず自分から人々の先頭に立とうとせず、名誉や立場を争わない控えめな態度をとること。むやみに前へ出ない者が、かえって人を導く立場にふさわしくなるという教え。 「敢えて天下の先とならず」の故事 テキスト
仰いで天に愧じずあおいでてんにはじず自分の心や行いを省みても、少しもやましいところがないこと。
青は藍より出でて藍より青しあおはあいよりいでてあいよりあおし教えを受けた者が努力を重ね、教えた者よりもすぐれることのたとえ。
垢を洗って痕を求むあかをあらってきずをもとむ他人の小さな欠点や過失を、ことさらに探し出して非難すること。あら探しをすること。
秋高く馬肥ゆあきたかくうまこゆ秋の空が高く澄み、馬もよく肥えるような、爽やかで心地よい秋の好時節をいう。
秋の扇あきのおうぎかつて男性の愛情を受けたのち、その愛情を失って顧みられなくなった女性のたとえ。
悪、小なるを以て之を為すこと勿れあく、しょうなるをもってこれをなすことなかれどんなに小さな悪事でも、小さいからといって行ってはならないという戒め。小さな悪を軽く見る心が、やがて大きな過ちにつながることをいう。
悪衣悪食を恥ずる者は、未だ与に議るに足らずあくいあくしょくをはずるものは、いまだともにはかるにたらず学問や正しい道を志しながら、粗末な衣服や粗末な食事を恥じるような者は、まだ大事な道理をともに語り合う相手にはならない、という戒め。
悪言は口より出ださず、苟語は耳に留めずあくげんはくちよりいださず、こうごはみみにとどめず人を傷つける言葉を口にせず、軽々しく放たれたいいかげんな言葉には心をとめないこと。言葉を慎み、浅い言葉に振り回されない教え。
悪事千里を走るあくじせんりをはしる悪い行いや悪い評判は、たちまち世間に知れ渡るということ。
悪に従うは崩るるが如しあくにしたがうはくずるるがごとし悪い行いのほうへ流れることは、物が崩れ落ちるようにたやすいということ。善い道を守るには努力が要るが、悪い道へは気のゆるみや欲につられてすぐに落ちてしまう、という戒め。
悪人の友を捨てて善人の敵を招けあくにんのともをすててぜんにんのかたきをまねけ目先の助けになる味方でも悪人なら遠ざけ、今は敵対していても善人なら受け入れるべきだという教え。人を好き嫌いや損得ではなく、その人の正しさで見よということ。
悪の易ぶるや火の原を燎くが如しあくののぶるやひのはらをやくがごとし悪い行いや悪い流れは、いったん広がり始めると、野火のように勢いを増して止めにくいということ。
悪法もまた法なりあくほうもまたほうなりどれほど内容のよくない法律でも、正式に法として効力をもつかぎり、従うべきものとする考え。廃止や改正がないうちは守らねばならない、という立場を表す。
悪を長じて悛めずんば、従って自ら及ばんあくをちょうじてあらためずんば、したがってみずからおよばん悪い行いをそのまま大きくし、悔い改めないでいると、やがてその害が自分自身に返ってくるという戒め。
悪を為すも刑に近づく無しあくをなすもけいにちかづくなし悪いことをしても、刑罰を受けるほどの大きな罪にまで進んではならないという戒め。転じて、軽い気持ちの過ちが重い結果を招かぬよう慎むべきだという意にも用いる。
悪を見ること、農夫の努めて草を去るが如しあくをみること、のうふのつとめてくさをさるがごとし悪いことを見つけたら見過ごさず、草を根から取るように、もとから断つべきだという教え。
挙ぐることは鴻毛の如く、取ることは拾遺の如しあぐることはこうもうのごとく、とることはしゅういのごとし物事をきわめてたやすく成しとげられることのたとえ。大きな事柄でも、軽い羽を持ち上げたり、落ちた物を拾ったりするほど容易である意。
阿衡の佐あこうのさすぐれた補佐役のこと。とくに、君主や組織の中心に仕えて、政治や運営を賢く助ける人物のたとえ。
麻の中の蓬あさのなかのよもぎ善良な人と交わることで自然に感化を受け、よい人になることのたとえ。曲がりやすい蓬でも、まっすぐな麻の中で育てば曲がらずに伸びるという比喩に基づく。
足寒ければ心を傷るあしさむければこころをやぶる足を冷やすと心臓を損なうように、民の不満や苦しみが高まると、国や組織の根本が危うくなること。
朝に其の事を忘るれば、夕べに其の功を失うあしたにそのことをわするれば、ゆうべにそのこうをうしなう朝のうちから心を入れて取りかからなければ、夕方になっても成果を得られないということ。始めにすべきことを怠ると、後で望む結果を失うという戒め。
朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随うあしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう富裕で身分の高い人や権力者に取り入ろうとして、こびへつらいながら従うさま。
朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なりあしたにみちをきかば、ゆうべにしすともかなり朝に人として生きる大切な道を聞き、深く悟ることができれば、その日の夕方に死んでも心残りはないということ。真理を求めることの重さと、それにかける強い思いを表す。
朝に夕べを謀らずあしたにゆうべをはからず事態が差し迫って、先のことを考える余裕がないこと。朝のうちに、その日の夕方のことさえ考えられないほど切迫している状態を表す。
明日夕べに及ばずあしたゆうべにおよばず朝から夕方のことを考える余裕もないほど、事態が差し迫り、先のことまで考えられないこと。
足を重ねて立ち、目を仄てて見るあしをかさねてたち、めをそばだててみる非常に恐れて身を縮め、相手を正面から見られず横目でうかがうさま。
足を削りて履に適せしむあしをけずりてくつにてきせしむ物事の本末を取り違え、大切な目的や中身を損なってまで、ささいな条件や形に無理に合わせることのたとえ。
足を知らずして靴を為るあしをしらずしてくつをつくる人の本性には大きな違いがなく、同じ種類のものは性質もおおむね似通うというたとえ。
足を万里の流れに濯うあしをばんりのながれにあらう俗事にとらわれず、世俗から心を離れて超然としていること。大きな流れで世俗の汚れを洗い落とすように、ゆったりと俗世を越えた境地にいるさま。
汗出でて背を沾すあせいでてはいをうるおすひどく恥じ入って、冷や汗をかくほどつらく感じること。自分の不十分さや失態を強く恥じるさま。
当たらずと雖も遠からずあたらずといえどもとおからずぴったり当たってはいないが、見当が大きく外れてもいないさま。ほぼ当たっていること。
寇に兵を藉し、盗に糧を齎すあだにへいをかし、とうにりょうをもたらす敵に利益を与え、味方の損害を大きくすることのたとえ。自分側を不利にする行動を、自らしてしまう場合にいう。
圧巻あっかん全体の中で、最もすぐれた部分。特に、書物・作品・演技・展示・試合などの中で、他を抜いて見事なところをいう。
遏雲の曲あつうんのきょく空を流れる雲をとどめるほどの、すばらしい音楽や歌声。特に、聞く人を深く引きつける見事な歌や演奏をほめる表現。
熱けれども悪木の陰に憩わずあつけれどもあくぼくのかげにいこわずどんなに苦しい状況にあっても、悪いものや不正な手段に近づかないこと。高い志を持つ者は、一時の楽や利益のために身を汚さない、という戒め。
羹に懲りて膾を吹くあつものにこりてなますをふく一度の失敗にこりて、必要以上に用心することのたとえ。熱い吸い物で失敗した人が、冷たい膾まで吹いてさまそうとする意からいう。
迹を滅せんと欲して雪中を走るあとをめっせんとほっしてせっちゅうをはしる足跡を消そうとして雪の中を走り、かえって足跡を残すことから、目的と実際の行動が相反し、望む結果とは逆の結果を招くこと。
穴があったら入りたいあながあったらはいりたい人目から身を隠したいほど、ひどく恥ずかしいこと。
訐きて以て直と為す者を悪むあばきてもってちょくとなすものをにくむ人の秘密や過ちをあばき立て、それを正直な行いだと思う者を嫌う、という意味。
脂に画き氷に鏤むあぶらにえがきこおりにちりばむ中身や土台が整っていないのに外側だけを飾っても無駄なこと。転じて、苦労しても効果がなく、努力が報われないこと。
雨垂れ石を穿つあまだれいしをうがつ小さな努力や働きでも、根気よく続ければ、やがて大きな成果を生むというたとえ。
網、呑舟の魚を漏らすあみ、どんしゅうのうおをもらす法や規則の網が粗いために、重大な罪を犯した者や大きな悪を取り逃がしてしまうことのたとえ。
網無くして淵にのぞむなあみなくしてふちにのぞむな十分な準備や努力をしないまま、よい結果だけを望んでも成功しないという戒め。目的を成し遂げるには、先に手段を整える必要があるというたとえ。
雨、塊を破らずあめ、つちくれをやぶらず雨が静かに降って土のかたまりを崩さずにしみこむように、世の中がよく治まり、平和で落ち着いていることのたとえ。
雨を冒して韮を剪るあめをおかしてにらをきる友人の来訪を喜び、心をこめて手厚くもてなすこと。友情の厚さをいう場合にも用いる。
危うきこと朝露の如しあやうきことちょうろのごとし人の生命・運命・地位などが、朝露のようにすぐ消えかねないほど、きわめて危険な状態にあること。
危うきこと累卵の如しあやうきことるいらんのごとし卵を積み重ねたように、今にも崩れそうなほど不安定で危険な状態のたとえ。
危うきを見て命を致すあやうきをみてめいをいたす国や主君などの重大な危難に際し、自分の命をささげて忠義を尽くすこと。
怪しきを見て怪しまざれば、怪しみ却って破るあやしきをみてあやしまざれば、あやしみかえってやぶる怪しく不思議なことを見ても、むやみに気にかけたり恐れ騒いだりしなければ、その怪しさは自然に消えるということ。
過ちて改めざる是を過ちと謂うあやまちてあらためざるこれをあやまちという過ちを犯すことそのものより、過ちと知りながら改めないことこそが本当の過ちだという戒め。
過ちては改むるに憚ること勿れあやまちてはあらたむるにはばかることなかれ過ちを犯したと気づいたら、面目や人目を気にしてためらわず、すぐに改めるべきだという戒め。
過ちては則ち改むるに憚ること勿れあやまちてはすなわちあらたむるにはばかることなかれ過ちを犯したと気づいたら、面目や人目を気にしてためらわず、すぐに改めるべきだという教え。
過ちは好む所にありあやまちはこのむところにあり失敗は、自分の好きなことや得意なことをしているときに、油断から起こりやすいという戒め。
過ちを文るあやまちをかざる過ちを認めて改めようとせず、言い訳などで取りつくろい、よいように見せかけること。
過ちを観て斯に仁を知るあやまちをみてここにじんをしる人の犯した過失の種類や傾向をよく観察すると、その人の人徳や人間性の程度が分かるという意味。
新たに沐する者は必ず冠を弾くあらたにもくするものはかならずかんむりをはじく髪を洗ったばかりの人が冠のちりを払ってからかぶるように、身を潔白に保とうとする人ほど、汚れたものや不正なことを避けようとすること。
蟻の穴から堤も崩れるありのあなからつつみもくずれるほんのわずかな油断や不注意がもとで、大きな失敗や問題を招くことのたとえ。
暗室を欺かずあんしつをあざむかず人目のない場所でも、良心に背く行いをしないこと。
晏子の御あんしのぎょ他人の権威によりかかって得意になること。自分の実力ではなく、上にいる人や強い立場の人の威光を借りて誇らしげにふるまうこと。
安石出でずんば蒼生を如何せんあんせきいでずんばそうせいをいかんせんすぐれた政治家や指導者が現れなければ、人々はどうなってしまうのかと、その出現を強く待ち望むこと。 「安石出でずんば蒼生を如何せん」の故事 この故事成語の中心にいる安石は、謝安(しゃあん)の字です。謝安は320年から385年に生きた中国・東晋の政治家で、若いころ…
安に居て危を思うあんにいてきをおもう世の中が平和で問題がないときにも、危険や災難を考えて用心し、備えを怠らないという教え。
闇を以て疵を見るあんをもってきずをみる暗い所から明るい所を見るとよく見えるように、自分の意図や姿を表に出さず、静かな立場から相手を見れば、相手の欠点が見えてくること。

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故事成語とは?

故事成語とは、歴史上の人物・事件・逸話や古い書物などを背景として成立し、一定の意味で使われるようになった表現です。「矛盾」「蛇足」「漁夫の利」などには、意味を理解する手がかりとなる故事があります。言葉によって出典の明確さが異なるため、推測と確認できる典拠は区別して調べることが大切です。

故事成語一覧と有名な100選の違い

このページは収録されている故事成語を幅広く検索するための索引です。代表的な表現から学びたい場合は、有名な故事成語100選【意味・由来付き】をご覧ください。

故事成語を正確に調べるために

似た意味のことわざ・慣用句・四字熟語があっても、由来や文章の中での働きは必ずしも同じではありません。読み方・意味・例文・故事の背景を合わせて確かめましょう。ことわざ・慣用句・故事成語の違いも参考になります。


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