「口に地代は出ない」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
口に地代は出ない
【読み方】
くちにちだいはでない
【意味】
言いたい放題言うこと。
どんなに大げさにおっきなことを言っても、その分お金がかかるわけちゃうから、自由にしゃべってもええんやね。でも、言葉には気をつけなあかんけどな!
【語源・由来】
どんなに大きなことを言っても言うだけなら地代はかからないことから。
【類義語】
・口に税はかからぬ
・口に年貢は要らぬ
「口に地代は出ない」の解説
「口に地代は出ない」っていう言葉は、なんでも思いっきり言うことを表しているんだよ。
考えてみてね、地代って土地を借りたり、買ったりする時に払うお金のことだよね。でも、ただ言葉を言うだけで、お金を払う必要はないよね。だからこのことわざは、どんなに大げさなことや、大胆なことを言っても、言葉だけなら特にお金がかかるわけじゃない、っていうことを伝えてくれるんだ。
つまり、何かを自由に、たくさん言っても、それだけで直接の損害はないという意味だよ。でも、実際に行動に移すとなると、色んなことを考えないといけないから、言葉と行動はちゃんと区別して考えることが大切だね。
「口に地代は出ない」の使い方
「口に地代は出ない」の例文
- 口に地代は出ないからとファンは好き勝手なことを言う。
- 空気が読めない彼女は、口に地代は出ないとばかりに自由な発言をしている。
- 社会人は言葉に責任を持つべきだ。口に地代は出ないというのは許されない。
- 撮影の苦労も知らずに視聴者は言いたい放題、口に地代は出ないだ。
- 彼は親の権力を笠に着て好き勝手なことをいい、周囲を混乱させる。まさに、口に地代は出ないだ。