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【強弩の極魯縞を穿つ能わず】の意味と使い方や例文(出典・語源由来)

強弩の極魯縞を穿つ能わず

【ことわざ】
強弩の極魯縞を穿つ能わず

「強弩の末魯縞に入る能わず」ともいう。
「強」は、「疆」とも書く。

【読み方】
きょうどのすえろこうをうがつあたわず

【意味】
強いものでもいつかは衰え力尽き、何もできなくなる。

強い国や英雄の末路についていう。
「強弩」は、引き金仕掛けの強い石弓。「極」は、果て。末。「魯縞」は、魯の国で生産される薄手の絹。

【出典】
史記しき

【語源・由来】
強い弓から放たれた矢でも力が尽き薄絹さえも貫くことができない意から。

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「強弩の極魯縞を穿つ能わず」の使い方

健太
ナポレオンは栄華を極めるも、最後は幽閉され亡くなったんだよね。
ともこ
強弩の極魯縞を穿つ能わずね。
健太
ロシアに遠征しなければずっと栄華を極めていられたかな。
ともこ
豊臣秀吉も無理に朝鮮出兵をして弱体化したように、何があろうともナポレオンはロシアに遠征したと思うわ。

「強弩の極魯縞を穿つ能わず」の例文

  1. 栄枯盛衰、強弩の極魯縞を穿つ能わずで永遠に強いものはいない。
  2. 強弩の極魯縞を穿つ能わずというから、アメリカ株が上がり続けることを想定した投資の考え方に疑問を感じる。
  3. 英雄だって病にかかるし年をとる。強弩の極魯縞を穿つ能わずだ。
  4. イギリスは世界中に植民地を持ち頂点に立つ国だったが、強弩の極魯縞を穿つ能わずのように衰えた。
  5. 強弩の極魯縞を穿つ能わずというから、いつまでもロシアは強国でいるわけではないだろう。この戦争を機に弱体化することもあり得る。

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