【慣用句】
御百度を踏む
【読み方】
おひゃくどをふむ
【意味】
頼み事があって同じ所を何度も訪問する。
【語源・由来】
願い事がかなうように社寺の境内の一定の距離を百回往復し、拝む意味から。
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「御百度を踏む」の使い方

ともこちゃん。今年も空手の合宿に行くから、夏休みの宿題をやることができないんだ。だから、帰ってきたら、宿題を写させて。

もう!そんなお手伝いはできません。合宿中も宿題をすることはできるはずでしょう?

お願いだよ。頼みを聞いてくれるまで、ともこちゃんの家に御百度を踏むよ。

ええー。迷惑なんだけど。
「御百度を踏む」の例文
- 作家の先生の家に、御百度を踏んで、やっと原稿執筆を承諾してもらった。
- 入門を許可してもらうために師匠の家に御百度を踏んだものだ。
- 彼女との結婚を許してもらうために、彼女のお父さんのもとに御百度を踏んだ。
- マンションを建設する用地を入手するために、その土地の地主さんの許可をもらおうと御百度を踏んだ。
- デパートの物産展に出店してもらえたら、集客効果があることは間違いないので、そのラーメン屋に御百度を踏んで頼み込んだ。