「少しきを救わざれば大破に及ぶ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
少しきを救わざれば大破に及ぶ
【読み方】
すこしきをすくわざればたいはにおよぶ
【意味】
小さなことを甘くみていると大きな損害をこうむるという戒め。
「少しきを救わざれば大破に及ぶ」という言葉は、小さな問題や破損を放置しておくと、やがては大きな問題に発展してしまうという意味を持っているんだよ。
ほう、そういうことかいな。小さい問題でも、放っておくと大きなトラブルになるってことやな。初めのうちにちゃんと対処せんと、あとで大変なことになるってことやね。
これは、どんなに小さな問題でも甘く見ずに対処することの大切さを教えてくれる言葉やわ。初期の対応が重要やってことやな。
【語源・由来】
小さな破損をそのままにしておくと、損害が広がり手が付けられなくなること。
【類義語】
・小事を軽んずる勿れ
・蟻の穴から堤も崩れる
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「少しきを救わざれば大破に及ぶ」の解説
カンタン!解説
この言葉、「少しきを救わざれば大破に及ぶ」というのはね、ちょっとしたトラブルや問題を初めのうちに直さないでおくと、だんだんと大きな問題になってしまうっていうことを教えてくれるんだよ。
たとえば、自転車の小さな故障を見つけたけど、そのままにしておいたら、いつの間にかもっと大きな故障になって、最終的には自転車が全く使えなくなってしまうことがあるよね。それが「少しきを救わざれば大破に及ぶ」っていうことなんだ。
このことわざは、小さな問題でもすぐに対処することが大切だって教えてくれるんだよ。最初は小さなことでも、放っておくと大変なことになるから、ちゃんと注意して早めに解決することが重要なんだね。
「少しきを救わざれば大破に及ぶ」の使い方
ビルが倒壊したらしいわね。
随分前から壁にひびが入っていたらしいよ。
手抜き工事だったっぽいわね。
少しきを救わざれば大破に及ぶっていうけど、ひびが入った時点で対策していればこんな大惨事にはならなかったのにね。
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「少しきを救わざれば大破に及ぶ」の例文
- 小さなことだからと放っておくと、少しきを救わざれば大破に及ぶので日頃から些細なことも見逃さない。
- 少しの損害が、少しきを救わざれば大破に及ぶように大きな損害とならないために、初期の対応が大事になってくる。
- ゴミ捨ての間くらい平気と鍵をかけずに出ると、少しきを救わざれば大破に及ぶごとく侵入され大変な目にあう。
- レシートくらいシュレッダーにかけなくて大丈夫とそのまま捨てたら、少しきを救わざれば大破に及ぶようにいつ家にいないか、何人家族か、どのような志向か読み取られ事件につながりかねない。
- 事件化しないと警察は動かないが、少しきを救わざれば大破に及ぶというから事件化する前に動いてほしい。