【ことわざ】
枯れ木も山の賑わい
【読み方】
かれきもやまのにぎわい
【意味】
つまらないもの、必要ないものでもあった方がましであるという意味。
【語源・由来】
何もない山よりも、たとえ葉っぱ一枚付いていない枯れ木がある方が、それはそれで風情があり趣があるということが転じてきている。
【類義語】
・蟻も軍勢
・餓鬼も人数
・枯れ木も森の賑わかし
・枯れ木も山の飾り
・歪み木も山の賑わい
【対義語】
・無用の長物
・月夜に提灯
【英語訳】
・The more, the merrier.(人数が多ければそれだけ楽しい)
・A bad bush is better than the open field.(悪い茂みでもむき出しの原っぱよりはまし)
・Anything is better than nothing.(なんでも何も無いよりはまし)
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「枯れ木も山の賑わい」の使い方
明日親の仕事関係のパーティーがあるらしいんだけど、僕も一緒に行くみたいなんだ。
どうしたの?何か不安なの?
だって、パーティーなんて場違いな場所に僕がついて行ってもいいのかな?
良いんじゃないの?枯れ木も山の賑わいって言うし、大丈夫だよ!
「枯れ木も山の賑わい」の例文
- 僕が参加するのも場違いな気がしますが、枯れ木も山の賑わいと言いますし御呼ばれさせて頂きますね。
- 私の手作りで申しわけありませんが、枯れ木も山の賑わいと思ってお使いください。
- 役に立つか分かりませんが、枯れ木も山の賑わいでやってきました。
枯れ木も山の賑わいということわざは、自分を謙遜して使う言葉なので相手には使用することは失礼。