「三十振袖四十島田」の意味(類義語)
【ことわざ】
三十振袖四十島田
【読み方】
さんじゅうふりそでしじゅうしまだ
【意味】
年輩の女性が年にふさわしくない若づくりをすること。年増の女性の若ごしらえをあざけっていうことば。
年齢に合わせて服装や髪型を変えるのが普通やけど、それをしないで若いままのスタイルをキープしようとする人たちを指すんやな。ちょっとお茶目な言葉やね。
【類義語】
・四十新造五十島田
「三十振袖四十島田」の解説
「三十振袖四十島田」っていう言葉はね、30歳や40歳になった大人の女性が、まだ若い子がするようなファッションや髪型をしていることを指すんだよ。
振袖っていうのは、普通、若い女の子が成人式とかで着る着物のこと。島田っていうのは、昔の日本の女の子がした髪型のことだよ。だから、もう大人の女性がこれをするのは、ちょっと年齢に合わないんじゃないかっていう意味があるんだ。
特に、もう年を取った芸者さんが、若く見せるためにこういうことをするのを、ちょっとからかって言うときに使うことが多いんだよ。
この言葉は「大人なのに、ちょっと子供っぽく見えるよね」という意味で使われることが多いんだ。つまり、年相応の格好や振る舞いをしないことを指摘している言葉なんだよね。
「三十振袖四十島田」の使い方
「三十振袖四十島田」の例文
- 彼女は三十振袖四十島田で、若作りのせいで余計に年をとって見える。
- 40代の女性が女子高生みたいなメイクをすると、三十振袖四十島田だ。
- 妙齢の女性が化繊のファストファッションを着ると、三十振袖四十島田となり痛々しい。
- 塗り壁みたいな化粧で美魔女どころか、三十振袖四十島田で妖怪のようだ。
- 母さんは若見えを志しているようだが、三十振袖四十島田だ。