【慣用句】
舌を巻く
【読み方】
したをまく
【意味】
驚いたり感心したりする様子。
【語源由来】
「巻く」は丸めるということで、感動すると舌が丸まって、言葉がでなくなることから。
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「舌を巻く」の使い方
健太くん、マラソン大会一等賞おめでとう!ずっと見ていたけれど、最後のラストスパートのかけ方には舌を巻いたわ。感動したわ!
ありがとうともこちゃん!ずっと一等賞を狙って練習していたから、念願が叶ってとても嬉しいよ。
私だけじゃなくて、体育の先生まで舌を巻いていたわよー。根性がある走りだって褒めていらしたわよ。
そんなに褒められたら照れちゃうなぁ。来年は記録更新を目指してスタミナをつけようと思っているよ!
「舌を巻く」の例文
- サッカーの対戦相手の学校の生徒さんたちの礼儀正しさには舌を巻いた。
- ともこちゃんの夏休みの自由研究にかける熱意には舌を巻くほどです。
- 先生でさえ舌を巻くほどの集中力で、彼は見事に試験に合格した。
- 彼女の実直な性格と優しさに、私は内心舌を巻いてしまった。
- 元々才能がある奴だとは思っていたが、ここ最近の才能の発揮ぶりには誰もが舌を巻いた。
【注意!】間違った例文
❌「今日の給食のカレーが辛すぎて、舌を巻いた。」
この使い方は間違い。「舌を巻く」は、味に関係するときに使うわけではない。