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【悪銭身につかず】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語・英語)

悪銭身につかず

【ことわざ】
悪銭身につかず

【読み方】
あくせんみにつかず

【意味】
不正に手に入れたお金は、無駄に使ってしまい残らないというたとえ。

【語源・由来】
お金は自分で稼ぐべきという教訓。

【類義語】
・あぶく銭は身に付かぬ

【対義語】
・正直の儲けは身につく

【英語】
Easy come, easy go.(楽に入るものは楽に出ていく)

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「悪銭身につかず」の使い方

健太
やったあ、おじさんからお小遣いをもらったんだ。
ともこ
良かったわね。
健太
また遊びに来てくれないかな。そしてまたお小遣いをくれるといいな。
ともこ
健太くん、悪銭身につかずよ。

「悪銭身につかず」の例文

  1. あの会社の経理は、億近い金額を横領して逮捕されたようだが、悪銭身につかずというようにほとんどのお金を使いきってしまっていたらしい。
  2. 悪銭身につかずというように、しっかりコツコツと働くことが大切だと祖母に教えられた。
  3. 祖父は宝くじで大金を当てたことがあるけれど、悪銭身につかずですぐに使ってしまったらしい。
  4. 悪銭身につかずというけれど、お母さんに嘘をついてもらったお小遣いはすぐに使い切ってしまった。

「悪銭身につかず」の文学作品などの使用例

いつも、しこたま、もうけている。けれども、悪銭身につかぬ例えのとおり、酒はそれこそ、浴びるほど飲み、愛人を十人ちかく養っているという噂(太宰治のグッド・バイより)

まとめ

こつこつ貯めたり、苦労して手に入れたりしたお金は、大切に使うのではないでしょうか。
しかし、予想外に舞い込んだお金や苦労せずに手に入れたお金は、あっという間に使ってしまいますね。
悪銭身につかずといいますが、お金は不正をせずに稼ぎ、そして大切に使いたいものですね。


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