【ことわざ】
赤子の手を捻る
【読み方】
あかごのてをひねる
【意味】
抵抗する力のない相手を、たやすく打ち負かすことのたとえ。また、物事をきわめて簡単にできることのたとえ。
【語源・由来】
力の弱い赤ん坊の手をひねるのはたやすい、という発想から生まれた表現である。精選版日本国語大辞典では、「赤子の腕を捻る」をもとの言い方として挙げており、江戸末期の歌舞伎の実例も見られる。
【類義語】
・朝飯前
・楽勝
・赤子の腕を捻る
「朝飯前」は、短い時間でもできるほどたやすいことをいう。仕事や作業の気楽さに重点があり、相手との力の差まではあまり表さない。
「楽勝」は、楽に勝つこと、または簡単にできることをいう。勝負ごとで使いやすい言い方である。
「赤子の腕を捻る」は、ほぼ同じ意味の異形である。
「楽勝」は、楽に勝つこと、または簡単にできることをいう。勝負ごとで使いやすい言い方である。
「赤子の腕を捻る」は、ほぼ同じ意味の異形である。
【対義語】
・一筋縄では行かない
・骨が折れる
「一筋縄では行かない」は、ふつうのやり方では思いどおりにできないことをいう。簡単には片づかない点で対照的である。
「骨が折れる」は、困難で苦労することをいう。手間や努力が必要な場合に使う。
「骨が折れる」は、困難で苦労することをいう。手間や努力が必要な場合に使う。
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「赤子の手を捻る」の使い方

「理科クラブの先輩、あのむずかしいクイズを三分で全部解いちゃったよ。」

「先生までびっくりしてたね。ずいぶん速かった。」

「あの先輩には、赤子の手を捻るみたいな問題だったのかも。」

「それはぴったりかも。でも健太くん、自分の計算ドリルまで三分で終わらせようとしないでね。」
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「赤子の手を捻る」の例文
- その選手は大会で何度も優勝していて、地区の試合なら赤子の手を捻るようなものだと言われた。
- 姉は長くピアノを習っているので、その曲をひくのは赤子の手を捻るほど簡単だと言った。
- 先生にとってはその計算問題は赤子の手を捻るようなものでも、ぼくたちには少し難しかった。
- 何年も練習してきた先輩にとって、基本のドリブルは赤子の手を捻るくらいたやすい。
- 父は工具の使い方に慣れているので、こわれた棚を直すのも赤子の手を捻るように終えてしまった。
「とても簡単だ」という意味で広く使えるが、もともとは力の弱い相手をたやすく扱うというイメージをもつ表現である。人に向かって使うと、相手を見下したり、自分の強さを誇ったりするように聞こえることがあるため注意が必要。























