【ことわざ】
赤子の手を捻る
【読み方】
あかごのてをひねる
【意味】
か弱い者は、たやすく負かすことができる。容易にできることのたとえ。
自分と相手の力の差がきわめて大きい場合に用いられる。
【語源・由来】
「赤子」は、赤ん坊、赤ちゃんのやや古風な言い方。無力の赤ん坊の手を捻るように、たやすくできるという意から。
【類義語】
・赤子の腕をねじる
・大黒柱と腕押し
【英語訳】
As easy as twisting a baby’s hand
「赤子の手を捻る」を「赤子を捻る」と間違え易いので注意が必要です。
【スポンサーリンク】
「赤子の手を捻る」の使い方
健太くん、明日の空手の大会は勝てそうなの?
僕は優勝候補だよ。明日の相手選手はまだ空手を始めたばかりだから楽勝さ!
そうなんだ。それじゃ、赤子の手を捻るようなものね。でも油断はしないでね。
楽勝だよ!ありがとう、ともこちゃん。
「赤子の手を捻る」の例文
- 君とじゃレベルの差がありすぎて、赤子の手を捻るようなものだよ。
- 僕にとっては、赤子の手を捻るより簡単な問題だね。
- 今年のセンター試験は、赤子の手を捻る程簡単だったよ。
「赤子の手を捻る」ということわざは、圧倒的な力の差がある場合に用います。
ちょっとの力の差の場合は用いません。