【江戸の敵を長崎で討つ】の意味と使い方や例文(語源由来)

江戸の敵を長崎で討つ

【ことわざ】
江戸の敵を長崎で討つ

【読み方】
えどのかたきをながさきでうつ

【意味】
意外なところで、または筋違いのことで、昔の恨みの仕返しをする。一説に「江戸の敵を長崎が打つ」。

【語源・由来】
江戸と長崎が遠く離れていることからいう。

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「江戸の敵を長崎で討つ」の使い方

健太
やったー。ファイナルドラゴンで太郎君に勝った。
ともこ
そんなにうれしいの。
健太
算数では勝てないけど、ゲームなら負けないよ。
ともこ
江戸の敵を長崎で討ったのね。算数で勝つように努力したほうがいいと思うよ。

「江戸の敵を長崎で討つ」の例文

  1. 僕の方が難しい大学に合格したけれど、彼女はあいつに取られちゃった。江戸の敵を長崎で討たれた。
  2. 製品でも販売数でも負けてないのに、江戸の敵を長崎で討つか。ライバルが力を入れて活動してデザイン賞を受賞した。
  3. 元の会社系株主グループが事業見直しで負けたことから、江戸の敵を長崎で討つことを狙って人事について疑義(ぎぎ)を申し立ててきた。
  4. 江戸の敵を長崎で討つ、まさかこんなことでお返しができるとは思ってもみなかった。

まとめ

江戸の見世物が大坂(明治までは「坂」)の見世物に負けて、その大坂の見世物が長崎の見世物に負けたことから、江戸側が溜飲(りゅういん)を下げたことがこのことわざのはじまりという説があります。意外な場所や筋違いのことで自負心(じふしん)を満足させてもあまり気持ちのよいものではないでしょう。別の見方をしてみましょう。テレビ番組では、どうしようもなく強くて理不尽な相手に負けるべくして負けてしまって、その相手の悪事がばれて正義の味方に成敗(せいばい)されたりや警察に逮捕されたりしてハッピーエンドで視聴者がすっきりするというシナリオ=江戸の敵を長崎で討つ型シナリオは、いつの時代でも一定の視聴率を確保できる黄金のシナリオです。

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